青のミブロの33話ネタバレあらすじと感想です。
武士の活躍は江戸幕府に奪われた。
徳川憎しの直純は“血の立志団“を結成し、戦乱の世を起こすつもりです。
戦争回避の意思を貫く家茂を何とか逃がすにお。
闇夜の中で手練れの直純と対峙します。
青のミブロの33話のネタバレあらすじ
ネタバレするよ!
視野の違い
謎の武器をヒュンヒュン振り回すにお。
直純に家茂を渡すわけにはいきません。
家茂の方が強い。
におは考えを改めるつもりはありません。
ミブロの強者基準でも、直純がいかに危険人物か分かります。
におは手にする武器で戦うしかないのです。
武士の本懐は戦って死ぬこと也。
勝手な自論を述べる直純に対して、におは再度否定します。
対照的に、色々な立場の人々を考えて、広い目で世の中を見渡す家茂。
武士にすがる直純では勝てないと、におは断定するのでした。
接近戦
におの武器を想像する直純。
分銅?
鎖鎌?
そんなの関係ないと長刀を振り下ろします。
ブンッ。
石ぃ?!
紐に括りつけた石を投擲してきたのです。
こいつはとんだハッタリ野郎だ。
におのクソ度胸に直純も感心します。
すると次の攻撃は突きの構えです。
これは避けられまい!
しかし、におの狙いはこれだったのです。
直前で刀を躱して直純の懐に飛び込むと、ガッと刀の柄を掴むのでした。
強さは人それぞれ
におは直純の動きを捕えたつもりでした。
確かにこれでは直純は刀を振るえません。
すると左ストレート!
におの顔面にモロにヒットします。
におは直純にボコられますが、痛くもないし、効いてもいないとヤセ我慢。
ならばと直純も遠慮はしません。
ケリに首絞めと意識を刈り取るつもりです。
ついにはエルボーまで飛び出します。
それでも決してにおは諦めません。
なぜ?
はじめは婆ちゃんに武力以外の強さを認めていました。
本当にそのとおりだと激しく同意のにお。
菊千代こと家茂が持つ強さを己の身で証明したいのです。
感想
日頃から土方や沖田の剣術を見ているのに、肌感覚で直純の強さを察知するにお。
これは相当の達人ですよ。
タイマンでは敵わないと持った武器はスリング。
ここまでは予想通りでした。
しかし驚いたのはその先です。
石をぶつけて倒すのではなく、直純に接近するためのアイテムとして利用したことです。
一体いつからこの作戦を考えていたのでしょうか。
物凄い戦術眼です。
ラストシーンでは涙を浮かべ、充血しているにお。
しかし心は折れていません。
力自慢、腕自慢だけが強さではない。
確かにその通りですが死んだら元も子もありません。
誰でもいいから早く助けに来て~!