地縛少年花子くん88話のネタバレあらすじと感想です。
光が輝の邪魔をしたことで兄弟喧嘩が勃発!
珍しく本音をぶつけ合った2人でしたが、蒼井の仲介によりバトル中断となりました。
そんなメンタルぼろぼろな光に奇襲をかけた六番。身を挺して光をかばった輝は…!?
地縛少年花子くん88話のネタバレあらすじ
ネタバレするよ
奇襲
六番は光を狙ったようでしたが…。
いち早く気付いた輝が弟をかばい身代わりとなりました。
光と輝を見て何か思い出した様子の六番。
祓い屋にしては弱いなと言い放つなど余裕の姿勢。
この言い方。
どうやら2人が源家の人間であることを知ってるみたいです。
目の前で何が起こったのか。
理解が追いつかず呆然とする光ですが…。
ボロボロになった輝を見て一気に怒りがこみ上げます。
蒼井の制止も聞かず、怒りに身を任せて六番に向かっていき…あえなく返り討ちにあいました。
間髪入れずに蒼井への攻撃。
淡々と仕事をこなすように、躊躇なく3人を片付けていった六番。
そして3人を倒しても状況が変わらないことに首をかしげます。
境界の崩壊は彼らが原因だと思ってたみたい。
まあ、いずれにしても…。
葵を彼岸へ送ればきっとここは元通りになると、青ざめる葵の手を引っ張ろうとする六番。
葵は非力ながら精一杯の抵抗を見せつつ、六番を非難します。
どうしてこんな事するの…!?
どうしてとか、なんでとか。
なんで人間はいつもそれを聞くのかな。
そう言いながら昔のことを思い出す六番なのでした。
源家先祖との出会い
ここからは六番の回想シーン。
子供の頃の彼と源家の先祖との出会いに遡ります。
平安時代を思わせる風景の中…。
甲冑に身を包んだ男が鬼退治をしていると、ある仔鬼を見つけます。
それが源家先祖、源頼光と六番との出会いでした。
六番と暮らしていた鬼たちをいとも簡単に退治してしまった頼光。
それでも逃げずにきょとんとしている六番を見て頼光は不思議に思います。
なんで逃げないの?
はじめて六番が人間から例の質問をされた瞬間でした。
鬼たちを殺した自分が憎いかと尋ねても、別にと答える六番を珍しがる頼光。
無欲、無我。
およそ鬼の特性を持ちあわせていない六番に対して、欠陥品だと嬉しそうです。
言い方はアレですが、おそらくこれは誉め言葉…。
それならばと、頼光は六番と使役の契約を結びました。
これからは自分の式神として働いてほしい。
六番に新しい役を与えました。
巫の監視
時が経ち、頼光亡き後もその子孫に色々な仕事を任された六番。
見回りだとか防犯的なことから、拷問などの物騒なことまで本当に色々…。
六番のことをよく思ってない人間もたくさんいたみたい。
その声は本人の耳にも入っていたけど、当の本人は一見気にしてないようですが…。
そんな折、六番が頼まれた仕事が次代の巫の監視でした。
まだ6歳の巫。
逃げようとするなら足を折り、目をつぶし…。
死なない程度に監視してくれという指令。
さらっと言うけどなかなかな任務です。
そして迎えた幼い巫との初対面シーン。
でもこの巫、何やら言動がおかしいような…?
冒頭からシリアスな展開の今回でしたが、最後はほんわか。
何かが始まりそうな六番と幼い巫の様子に読んでてニンマリしました…!
感想
境界を元通りにするためには手段を選ばず、とにかく冷酷に任務を遂行する六番。
その昔、人間から押し付けられてた仕事は誰もやりたがらない結構な汚れ仕事が大半だったよう…。
それでも鬼だからという理由で人間達から煙たがられる存在だったことを思うと切ないです。
そんな六番もビックリな挨拶をかましてきた6歳の巫。
クールな六番をぶんぶん振り回してくれそうな予感にワクワクします。