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怪物事変75話のネタバレ感想~籠鳥雲を恋う

怪物事変75話のネタバレ感想です。

米の力の源は里のみんなの信仰心であり、命を吸い取って戦っているためダメージを受けません。

一刻も早く陽結石をすりかえ

たいツバキたちでしたが、上空から米が放った矢が迫ってきて…。

 

怪物事変75話のネタバレ感想

 

ここからは

ネタバレするよ

 

 

 

夏羽を連れてサクラたちのもとへ急ぐツバキ。

目的は陽結石とダミーの石をすり替えるためでした。

 

鳥になったツバキは、里の貴族エリアを通過しても攻撃はされません。

米が好きな花鳥風月の文字通り、鳥はエリアを往来できるからです。

サクラとツバキが鳥の姿でやり取りをしているのには、こんな伏線があったのですね。

 

一方、サクラと紺は陽結石のある寝室から遠ざけられていました。

2人は米の力で空中に浮いたまま、落ちることも逃げることもできません。

 

米の攻撃を弾き飛ばす花楓。

以前のようにムチャクチャに暴れるような戦い方はしていません。

 

大切な人を殺された悲しみ、怒りがわかるようになったのはみんなが怒ってくれたからだ、と。

この悲しみがわからずムクチを殺した米。

怒りに任せて戦うのではなく、花楓は米を怒ってやりたいと思っていました。

 

怒るための傷つけあいと、自分が気持ちいいだけの暴力ってちがいます。

これを見た鋼太郎は、予想どおり感極まって号泣してました。

 

良くも悪くもまっすぐな花楓が愛らしいです。

今回はかっこかわいい狐の姿なのでいつも以上に応援したくなります。

…花楓、死なないといいんだけどな~。

 

花楓は米の攻撃をかろうじて受け止めていますが、米はまったく疲れていません。

 

米の力の源は、里の信者の命でした。

攻撃を受けても米にダメージはなく、その代わり里の人々が死んでしまう仕組みです。

 

そのことを伝えたいサクラは、力を使って小鳥を向かわせます。

 

米は、小鳥が迷い込んだと思って逃がそうとします。

しかし、気づいたのです。

 

臆病な小鳥は戦いの場に迷い込むことなんてない。

小鳥は自分と、幼いころのサクラが好きだったもの。

成長したサクラは反抗ばかりするけど、小鳥が好きなことは変わらず一緒なはず…。

 

しかし、そんなサクラの周りにはいつも見慣れぬ黒い小鳥がいた。

 

この瞬間、米はサクラとツバキが小鳥の姿で密会していたことに気が付きます。

サクラに執着し、依存してた米にとって、嘘をつかれていたことは許せないのでしょう。

 

サクラたちのいる場所を目指し、夏羽を運んで飛ぶツバキ。

そのとき、上空から光るものが。

 

その瞬間、全てを悟ったツバキは夏羽を突き落とします。

そして一気に悲しい展開に……。

 

自分にうそをついていたサクラではなく、ツバキを攻撃した米。

このあたりに米がどれほどサクラに執着しているのかがわかります。

母親としてサクラを怒るということもなかったのかもしれません。

 

今まさに花楓から怒られようとしている米ですが、どう決着がつくのか次回も楽しみです。