殉国のアルファ6話のネタバレあらすじと感想です。
前回からルイの過去をなぞっていて、今回は10代。
発情が始まり両親や周囲との溝が深まる中、ある男の子と事故のような出会いを果たすルイ。
その子を中心に自分の視界が開けていきます。
殉国のアルファ6話のネタバレあらすじ
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ネタバレするよ!
冒頭から元気のいい男の子が走り回ってます。
小学校低学年くらいかな?
ベルサイユに連れてこられた男の子みたい。
ついに衛兵が彼を捕まえるために動き出すけど、ますますイキイキと逃げ始めるその子は、大人が入れなさそうな小さな入り口を見つけました。
ルイ様発情///
オーギュスト(ルイ)の部屋の前では侍女が聞き耳を立てています。
どうも息切れをしてるみたいで、病気かと心配してるみたい。
だけどこれは発情でした。
発情してるってことはルイは十代半ばかな?
このころのルイの現状はとても悲しいものでした。
仮面の下にはひどいヤケドがあると信じられ、周りに人はいなくなりました。
さらに父が、ルイの予見の力を虚言だと周囲に言い含めたせいで醜いウソつき王子の出来上がりです。
…それにしてもルイの父のでっぷりとしたお腹よ…。妊娠してんじゃないか?
寂しいも通り越して、1人の方が穏やかに居られる。
独りでも平気。
見知らぬ男の子
何してるの?
抑制剤が聞いてきて、余裕ができたルイがそんなことを考えてると、通気口から声がします。
みると赤毛の男の子がいます。
見ない顔に警戒するルイ。
2mくらいありそうな通気口から降りて自己紹介を始める男の子。
だけど名前を聞く前にルイは剣を突きつけました。
出ていかないと斬る。
青ざめて謝り、素直に帰る男の子。
通気口を進みながら何度もさようならを繰り返す男子を無言で見てたルイ。
……。
ふと気づくと仮面がありません。
男の子がルイの仮面をつけて外に出てました。
肝が据わってる子~。
仮面をつけたままベルサイユから出ようとするのですが…。
その仮面のせいで衛兵に「王子」と呼ばれ、簡単に出してもらえません。
仮面を返せ!
そこにマントにフードをかぶったルイが追いつきます。
男の子は王子になり切って、ルイをお供の者として外に出てしまいました。
ほんとに肝の据わってる子…。
フィリップ爆誕
楽しいなあ。
なぁフィリップや。
男の子は王子様ごっこにご満悦。
ルイをおつきの者としてフィリップと勝手に呼んでます。
肝が据わって…でも楽し気だから憎めない子です。
!そういえば大人のルイは町でフィリップって呼ばれてたよね。ここから来たのか!
ルイと男の子は話しながら、彼の家まで向かいます。
男の子を家に送ったら仮面を返してくれる約束をして…。
だけどその子、到着しても仮面を返しません。
友達にも見せてくる!
そう言って走り出してしまいました。
Ωの女性
追いかけよう!
彼が去った方向へ目線を向けると、同時にフェロモンが鼻をかすめました。
近くにオメガがいます。
女性で、じっ…とルイを見てました。
急なことで抑制剤を持ってきてません。
薬の効果が効いてるうちに帰りたいところ…。ですが仮面を持って行った男の子は見えなくなってしまってます。
お母さんも見当が付かないようで、しらみつぶしに探し回るルイ。
……。
かなり時間がたってから、
息が切れたルイに、背後からそっと忍び寄り抱き付く男の子。
驚いた?
そう聞きながら無邪気に笑います。
その笑い声が、赤毛が兄弟を思わせて気が付くと乱暴に仮面を奪ってしまいました。
男の子の顔を見ると気まずくて、ルイはその場を逃げるように走り去ります。
だけど元来健全な考えを持つルイ。
やっぱり一言謝ろうと思い至り足を止めました。
そのとき、雨が降り始め。
同時に発作が起き倒れてしまいました。
倒れ込んだルイを一番に見つけたのは、彼をじっと見ていたオメガの女性で。
目を覚ましたルイ
オメガの女性は正直言って人相があまりよくありません。
めちゃくちゃ危険人物っぽい…
そんな彼女がルイを引きずっていきます。
ルイが目を覚ましたのはとあるベッドの上。
オメガの女性の家のようです。
薬…。
そう呟くルイに、そんなものはないよ。と答え、さらに首に手を添えられます。
ルイは首を絞められる格好で、終わりにしてやるなんて言葉を浴びせられ、覚悟を決めて目を閉じるのでした。
そのころ男の子は、
道に打ち捨てられたルイの仮面を見つけます。
ルイがあんなに大事にしてた仮面です。
その仮面が置き去りで本人がいないなんて…。
どうしよう…。
フィリップが死んじゃったー!
大声で叫んでたら、大人が近づきました。
ーーーーーーーー
再び目が覚めたルイ。
目の前には涙目の男の子とその家族がいました。
……。
女性に首を絞められたと思ってたルイは目が覚めてもどこかぼんやり。
ごめんなさーい!!
そんなルイに男の子は思いっきり抱き付きます。
男の子のお母さんからいろいろと聞かされます。
その子が雨の中ずっとルイを探してたこと。
自分をベッドに運んだオメガの女性は、実はとても親切な人だったということ。
ルイがアルファだと気づいた女性は、昼間見かけたときから彼を気にかけてたみたい。
おんぶして男の子の家まで連れてきてくれました。
一度自分の家に連れてきてたのは、密かに処置をするためだったのかもしれません。
オメガでもアルファでもない家庭では対処の仕方もわからないと判断したのかも。
ともあれ無事に目が覚めたルイ。
彼はここ、ベルサイユの外の世界に感動します。
会ったばかりに自分を心配してくれる人。
貧しくても優しい人。
貴族たちよりもよっぽど愛に溢れていました。
この愛情に触れて、ルイは涙が止まらなくなります。
独りのほうがいい。
そう考えてたルイですが、本当のところ誰よりも愛情に飢えていたんですね。
それに気が付いてしまって、涙が止まらなくなるのでした。
男の子の正体
ベルサイユへの帰り道は男の子も一緒です。
どうもこの子が宮殿に来てた理由が、王子の遊び相手なんだそうな。
たぶん下の王子達の。なんだろうけど、字面だけ見るとちゃんとお勤めを果たしています(笑)
気楽に話しながら帰る道中、何度もフィリップと呼ばれるルイは自分の本名を伝えました。
そして、男の子の名前を教えてもらいます。
それは今でも一番近くにいる人間の名前で…。
男同士の絆ができたエピソードでした。
男の子の名前がわかった瞬間、なんだか胸がジーン…。
感想
とにかく明るい男の子。
人の性格って大人になっても変わりませんね。
肝が据わってて、どこか飄々としてて。
それから村で発情して倒れたルイを処置したオメガの女性。
一見、怪し気にみせて、実はめちゃくちゃ親切な人ってなんかいいやん?
ただ、
処置って…。
ただ出しただけ?
それとも致した?
オメガって簡単に妊娠するらしいから、もし致してたら王子の隠し子が?!なんて下世話なことを考えてしまいました。
だけど、そのオメガの女性。
なんでも昔、村の外から来た貴族に乱暴されて人が変わってしまったって話でした。
それなら、寝てるルイに「処置だから」って勝手に致しちゃー、自分を乱暴した貴族と同じことになるもんね。
元来思慮深いお方らしいし、ここは致してはないと思おう。
でもそしたら、アルファの発情を前によく耐えたよね…。
今回、一番胸にジーンときたのは男の子との出会いです。
その出会いから、今までちゃんと繋がってきたとわかったとき、胸があったかくなりました。
分かりあえてる男同士って女から見るとなんだか入れない、絆みたいなのがあるんですよね。
純粋で打算のないもので…。
女にはないピュアさがあるんですよね~。
男の子の名前がわかった瞬間、うわぁ…いい!
って思ったのに、くどくどとオメガの女性がした処置について感想に書き連ねたことが…。
お里が知れるようでなんともお恥ずかしい…///
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