王の獣25話のネタバレあらすじをお届けします。
皇帝は蘇月のアルカナを知ったために蘇月を捕えているのではと推測する墨。
アルカナの試験薬を藍月が飲んだことで、双子の能力が驚異的な治癒能力である可能性が浮上します。
思い当たる節のある藍月は、墨に信じられないことを要求するのでした。
王の獣25話のネタバレあらすじ
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蘇月のアルカナ
倒れている蘇月を発見する皇帝とその従獣らしき人物。
けがを負っている蘇月を、皇帝は従獣に運ぶように指示します。
苦しげな蘇月に皇帝の従獣は尋常ならざる異変を感じ取るのでした。
蘇月が生きている可能性を示唆され藍月が呆然としている中、当時の状況を語り始める墨。
触れた場所を腐壊させる墨のアルカナを受けていたにもかかわらず、蘇月の遺体にはその痕がなかったと墨は語ります。
死体の挿げ替えが行われたと考えた墨は、皇帝が蘇月を捕え隠す理由として蘇月のアルカナに言及するのでした。正直理解が追い付きませんっ!
協力
発現以前で誰も知りえなかった蘇月のアルカナが、命の危機にさらされ発現したのではと墨は考えを語ります。
蘇月が生きていることを信じ、探しに行こうと駆け出す藍月を引き留める第三皇子。
墨の推測を確かなものとするために藍月の協力が必要だとして、第三皇子は持参した小瓶の中身を飲むよう勧めます。
心配する天耀や太博を気にも留めず、小瓶に口をつける藍月。
…ですが、毒を感じ取り吐き出してしまいます。
そんな彼女の口に、第三皇子は小瓶を押し付け、嚥下を促すため藍月の喉元に噛みつきます。
それを見た天耀は呆気にとられてしまうのでした。
皇帝の思惑
小瓶の中身が、昔蘇月とともに飲んだアルカナの試験薬だということに気付く藍月。
藍月は自分に力はないと主張しますが、血縁者は同じ力を発現しやすいことから、藍月は蘇月と同じアルカナを持っていると第三皇子は推測します。
試験薬を飲んでも何の症状も見られないのがアルカナによるものであると示唆する第三皇子。
試験薬を飲んだ際、蘇月が異変を起こしたことを思い出し、力を否定する藍月ですが、蘇月より藍月の力が強かったのだと反論されてしまいます。
双子のこの異常なまでの治癒能力を利用して皇帝が不老不死を実現しようとしているのではと推測する第三皇子。
確証を得るため慎重に動こうとする皆の様子を見て、藍月はある行動に出るのでした。
発現
短剣を墨に差し出し、自分を殺すよう告げる藍月。
驚きを隠せない天耀や太博を余所目に、藍月は自分の力を早くはっきりさせたいとし、もし死んでも罪は全ての元凶ともいえる墨に課せられると淡々と言います。
タガの外れた藍月に追いつめられ、藍月の首を切り裂く墨。
痛みに顔を歪める藍月の髪は一瞬にして伸び、傷口も消え去っていきます。
(言ってる場合じゃないけど、めちゃ美人です!)
乾いた笑いをこぼした後、墨にアルカナを自分に使うよう指示する藍月。
しかし、その腐食した腕も一瞬にして回復してしまうのでした。
治癒能力はあっても痛みは感じてしまうこの力の所為で蘇月がどう扱われているのかを考え、涙の止まらない藍月。
考えることすらも恐ろしいこの状況から救ってほしいと藍月がすがるような眼で見やるのは、他でもない天耀なのでした。
感想
いままでないとされてきた双子の力がようやく明らかにされました!
不老不死にも近しい能力とは全く予想もつきませんでしたが…。
藍月のように不老不死のような能力を持つことに苦しみを見出す人もいる一方で、皇帝のように地上の権力を掌握してさらにその先の不老不死を得ようとする人との対比が悲しかったです。
藍月も心配していたように、驚異の治癒能力を持つ蘇月が皇帝にどんな目に合わされているのかが非常に気にかかりますね。
天耀さまが藍月の悲痛な叫びに気付いてくれるといいのですが…。
次回も見逃せませんね!