ミシェルが生きている可能性がある。
前回波乱の展開から一転、俄然復活したマリエルは動き始めます。
ミシェルの姿を早く見て安心したい気持ちを抑えながら、まずは情報収集です。
マリエルクララックの婚約23話のネタバレあらすじ
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マリエル復活
シメオンの話を聞いて、すっかり元気を取り戻したマリエル。
まずは情報収集をすべくリュタンの部屋へやってきました。
マリエルの訪問に軽口をたたくリュタン。
入室の許可を得るとマリエルよりも素早く中に入るシメオンw
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池の事故は偽装だと思っている。
ミシェル嬢を探すために情報が欲しい。
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そう話すマリエルをリュタンは放っとけば?とかわします。
この時点でリュタンもミシェルが生きていると考えていると思ってよさそうです。
…だけどマリエルの言葉では、のらりくらり…。
はぐらかしてばかりでリュタンは前向きに協力してくれそうにありません。
リュタンとチャルディーニ伯爵の思惑
暖簾に腕押し気味なマリエルを制して、シメオンが話し始めます。
チャルディーニ伯爵。
外交官殿。
突然、立場を意識させる話し方をするシメオン。
リュタンの外交官チャルディーニ伯爵の役割は、ラグランジュの王女との婚約交渉です。
この縁談が良いものであるか、判断するのも彼の役割。
とすると、相手国のことをよく知る必要があります。
今回こちらの別荘に同行したのも、次期国王の腹心である私(シメオン)を観察するために来たのでは?
そう指摘します。
さらにリュタンとしての行動についても、指摘は続きます。
国の主要人物ばかりを狙った犯行。
盗んだものは手紙や交際記録が含まれていた。
これをもって、リュタンとしての行動もラグランジュの内部を探るための犯行だったのでは?
おしゃべりなリュタンがしばらく沈黙した後。
この先、ラビアにとって付き合うべきか判断するため、今回騙されたと知った次期国王がどうするかを知ってやろう。
リュタンが折れました。
マリエルの顔がはずみます。
行動開始!
リュタンの話では、ミシェルがあっていた男はギャストン。
彼女と恋愛関係かどうかは微妙だそう。
彼の部屋にはすでに荷物はありません。
どうも手癖が悪い男だったらしく、彼がこの屋敷にきてから物がなくなることがあったそう。
ミシェルが好きな人と駆け落ちしたとしても、この男ではどうだろうか……。
それよりも、今回も先週買ったばかりの石炭がなくなっていたとのこと。
石炭が樽ごとなくなる……
リュタンとマリエルが2人同時にピンときます。
池に落ちたのはミシェルでなく樽!
石炭が入った樽を池のふちから転がしていけば…今回ミシェルが落ちたあたりで氷が割れるのも納得できるのです。
また一つ、ミシェル生存の可能性が見えてきました。
ギャストンは馬車に乗っているはず。
シメオンが部下に、馬車の跡を追わせています。
王子殿下登場
騎士たちに何をさせてる?
ふらりと現れた殿下は、シメオンに何の気なしに問います。
後ほど報告しますので…そう話し、シメオンは彼の側をしばらく離れる段取りをしていきます。
その間、マリエルは王子殿下の様子を観察…
いつも通りに見える殿下。
ミシェルのことがありながら、平然とした様子で居られるのは容易ではないはずです。
シメオンが外に行くと聞いた殿下。
思わずマリエルは邪魔なはずだからあずかろうなんて言ってのけます。
マリエルは慌てて、自分もついていきたい理由をまとめようとしますが……
男ばかりで押しかけたらミシェルがかわいそう……
言えない!
ミシェルと一緒にいるギャストンが怪しい人物に思えて、いてもたってもいられない…
言えないっ!
無言で悶々とするマリエルの姿に、ミシェルを探しに行きたいけど自分を気遣っていると察した殿下。暖かい表情で、シメオンと一緒に行くよう促すのでした。
支度に急ぐマリエル。
しっかりしなくては!
気丈にふるまう王子殿下を思い、自分を奮い立たせて走り出します。
その背景で、本音では置いていきたいとこぼすシメオンなのでした。
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場面は変わって、小刀の手入れをする目つきの悪い男。
ギャストンです。
薪は見つかった?
その声に、冷たい目線をよこしながら小声で悪態を付き、ゆっくりと薪を持っていきます。
そこは雪深い森の中の小屋。
感想
前回取り乱しまくったマリエルは、完全復活。
生き生きとリュタンのもとに乗り込み、協力を仰ぐことに成功!
でもこれもシメオンとの合わせ技ですね。
シメオン、リュタン、殿下、シリアスな状況なはずなのにしっかりコメディ色はなくさない。
安定のテンポ。
キャラの立ちまくったセリフ回しです。
それにしても…
ギャストン。曲者ですね。
薪を取ってくるよう言われて、指摘されるまで小刀の手入れ。
再度声を掛けられて、聞こえないよう悪態を付いたのち、薪を持っていく。
嫌だわ。
仮にバイト仲間にいたとしても嫌な感じだわ。ギャストン。