校外学習中に長風呂で倒れてしまった慶一郎を心配して、喧嘩中にも構わず男子の部屋へ乗り込んだユーリ。
追いかけてきた先生から隠れるために慶一郎の布団へ潜り込んだユーリは、庇ってくれた慶一郎と仲直りします。
しかし別れ際、慶一郎は夏休みに一切会えない宣言をユーリにして…?
はやくしたいふたり15話のネタバレあらすじ
1日1時間は約束しよう
夏休みを全くユーリのために割くことができない慶一郎は、ユーリが作ってきた夏休みの企画書を目の前にしても意見が変わることはありません。
どうやら慶一郎は山合宿での時間が夏休み会えない分も含めたつもりだったよう。
それもそのはず慶一郎の夏は、夏季講習や習い事の発表会などスケジュールがぎゅうぎゅうです。
”会いにいくことはできない”とはっきり断ります。
それでも、ユーリのために使える連絡時間を毎日設けることだけは約束する慶一郎にユーリは何も言えなくなってしまうのでした。
しかし、集高男子をゲットした友人たちは夏休みを楽しむ計画を立てていて、悔し涙を流すユーリ。
他に必死になれるもの
諦めきれないユーリは慶一郎が通う予備校前へデモを起こしに乗り込みます。
が、護衛の人たちに阻まれ担がれてしまいます。
何もできないまま夏休みへ突入したユーリ。
千草が我が家のようにくつろぐことを気にも止めず涙の日々です。彼氏ができた高校生の夏休みというのに。
そんな彼女に千草は”慶一郎以外に必死になれるものがないから”と笑います。
去年ユーリが働いていた店で今年も働けばいい、と妙案を出す千草にユーリはあることをひらめくのでした。
会えるかも、が嬉しい
ユーリが去年働いていたのは、慶一郎が通っている予備校の隣にあるコンビニ。
LINEや交換ノートで散々コンビニのことを書いていたユーリに釣られ、コンビニへやって来た慶一郎は制服姿で働くユーリに頭を抱えます。
毎日店に通うことはできない、と言いかけた慶一郎の言葉を遮るユーリ。
絶対に会えないと思っていたからこそ、チャンスを逃したくないユーリは慶一郎の邪魔をする気はないので、”会えるかも”と思えるだけで嬉しいのだと話します。
予想外の健気な行動をするユーリに慶一郎は口元が緩むのでした。
慶一郎の企み
慶一郎は、コンビニの男女比率が圧倒的に偏り、ユーリ目当ての男性スタッフが多いことに気がつきます。眼差しはハンターのようです。
男性スタッフに馴れ馴れしく接されているユーリを見た慶一郎は、あることをひらめくと予備校からの帰りに、”メイド募集”のチラシをユーリの帰り道に貼り付けるのでした。
感想
葛城家のしきたり厳しすぎます…高校生の青春なんて儚いものなのに!
慶一郎を完全に包囲している護衛の男性たちがどう見ても強そうで、ユーリに勝ち目はなさそう…。
そこを諦めないのがユーリ。慶一郎の対抗策は…メイドさん?