八雲さんは餌づけがしたい76話のネタバレあらすじを紹介します。
前回の八雲さんはうっかり昼寝して目覚めたら夜。
それでも外に出て、何ならお弁当買って出かけていきます。
出かけた先には満開の桜の木。そこに大和君もいて…。久しぶりの再会となりました。
八雲さんは餌づけがしたい第76話のネタバレあらすじ
お腹が減って…
去年と同じ日に、夜桜を楽しみに来た八雲さん。
そこに居合わせた大和君に驚きを隠せません。
だけど来年も見たいって話をした2人です。何となく理由はわかってました。
だけど春合宿中の大和君。
こんな夜に出歩く彼を八雲さんは心配します。
大和君に言わせると、夜の外出にはとんでもない罰があるそう。
早く帰るように促す八雲さんですが、もうバレてるからあわてて戻る必要はないと落ち着いた様子の大和君。確信犯です。
お腹が減ったから…
ここに来た理由の一つとして大和君が言っていました。
だけど八雲さんは以前の大和君から聞いた話を覚えています。
寮のご飯はすごい量で苦しむ人が多いのだとか。
それなのにお腹が減ってるなんていって脱走してくるなんて…。
さては?と練習がつらくなったのかと八雲さんは心配します。
うそ?
聞くところによると今晩も大量の夕飯を平らげてきたという大和君。
それならお腹が減ったなんて。
……。
そこに突っ込むと大和君は口をつぐんでしまいました。
お腹が減ったっていうのは、うそ?
そう聞くと否定されました。
八雲さんと食べるご飯
お腹が減って、ここまで来たのは嘘じゃない。
大和君は八雲さんのご飯を食べるようになったこの1年で大切なことに気が付いた。そう話し始めます。
それは、食事そのものも大事だけど誰と食べるかの方が大切だということ。
八雲さんが作ってくれたたくさんのご飯。
一つ一つが思い出されます。
美味しく幸せな記憶です。
大和君は1人で食べてたとき、満足感を得られなかったそう。
それが八雲さんとご飯を食べるときはお腹の中からぽかぽかになる、不思議な満足感があったそうです。
正直ずっと続けたかった生活だけど、それはとても不自然な関係で…。
よく考えた末、寮に移ってよかったと思ってる。だけど心残りがある!
大和君が声を荒げます。
大和君の心残り
自分は寮でみんなとご飯が食べれる。
だけど八雲さんはひとりだから。
今までみたいに笑っててほしいのに。
彼女をひとりにしてしまったから。
それが心残りなんだそう。
でもずっとご飯を食べさせてもらう関係なんて不自然です。
八雲さんは婚姻歴もある大人で、大和君は17歳の学生さんなんですから。
だけど、
旦那さんの代わりにもなれないけど、
ー一緒にご飯を食べることはできる。ー
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一緒にご飯を食べよう。
それは八雲さんが亡きご主人に提案された大切な約束でした。
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その方が幸せになれるから。
そんなご主人の言葉を思い出しながら、気が付けば大和君の懐に飛び込んでしまった八雲さん。見開きの素敵なシーン。夜桜が綺麗です。
驚く大和君。
顔が真っ赤!
飛び込んできた八雲さんを抱きとめる…なんてことはせず、
振り払うなんてことももちろんせず、
赤面のまま、空に向かって誓います。
外出しても文句言わせないくらい実力をつけるから!
そしたらいくらでも外出してくるから!
大和君の胸に顔をうずめながら八雲さんは涙が止まりません。
心の中で、大和君にも、同時に亡きご主人にも感謝しながら待ってるとつぶやくのでした。
感想
八雲さんがケータイに記録してた夜桜の日。
大和君は脱走という大きな罪を背負ってまで駆け付けてくれていました。
淡い期待ががっつり現実になった八雲さんからしたら、思いがけない再会自体嬉しいはず!しかも告白通り越してプロポーズみたいな大和君の心情の吐露にジーン……。
たしかに、誰かが自分を思って用意してくれたご飯って嬉しいんですよね。しかも一緒に楽しんで食べてくれるとなおさら!
それにしてもお腹の中からあたたかくなるほど、満足してしまうだなんて。飯炊き冥利に尽きるってもんです。(あ、八雲さんを飯炊き呼ばわりしてしまった…(汗)
毎日、俺に味噌汁を作ってくれ。
バリの告白をした大和君。
彼の胸に飛び込んでしまった八雲さん。
この続きをニマニマしながら待ちたいと思います!
…だけど残すところあと2話なんですってね!
楽しみなような、寂しいような…。
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