大和がアパートを出て行ってしまい、これからは大和のいない生活です。
終始明るくふるまい見送った八雲さんですが、本心のところはどうでしょう。
我慢は時間差でより実感を持つからちょっと心配です。
八雲さんは餌づけがしたい第73話ネタバレありのあらすじ
春合宿
冒頭は野球部の皆さん。
精悍な顔つきをした大和氏をはじめ、球児たちが気合を入れます。
八雲さんのお弁当
舞台は変わって八雲さん。
ホカホカご飯で大きなおにぎりを握っています。
中身の具は…
- 梅干し
- 鮭の柚子胡椒マヨ
- 牛肉のしぐれ煮
おかずは…
- 切り干し大根
- きんぴらごぼう
- 牛肉となすとピーマンのみそ炒め
- 卵焼き
やだ。
定番ながらんまそう!
大口開けてあ~ん
アパートを出た大和にお弁当か?!
と思いきや、着いた先は墓前です。
なくなったご主人におにぎりを備え、手を合わせていると八雲さんを呼ぶ声が聞こえます。
長めのポニーテールとビジネススーツで駆け寄るのは由梨さんです。
落ち合ったとたんにお腹を鳴らす、由梨さんがお弁当を食べる人だったのです。
あ~ん。
大口をあけておにぎりを頬張る姿は大和を彷彿とさせます。
用意した3種類の中で特にウケたのが、「鮭の柚子胡椒マヨ」
うめぇ~~~っ
足をバタバタさせる由梨さん。
どうしてもなっちゃうよねぇ
優しさとエゴ
食事が終わったら、芝生に寝転んでまったりタイム。
八雲さんは由梨さんに仕事の調子を聞いてみます。
最近はいい感じだそう。
ただ、担当してる作家さんが優しくて。
相手の反応を気にしすぎる。
腕一本でやっていく仕事だから、エゴやわがままを通す強さも必要では?と考える由梨さん。
その作家さんに八雲さんは思わず共感します。
大丈夫
仕事に戻る由梨さんと別れた八雲さん。
来た道を戻ります。
帰り道、ふと大和くんを思い出す。
由梨と同じく、あのちょっと辛い鮭のおにぎりを彼もお気に召していたから。
美味くてヤバいとがっついていた大和をどうしても思い出してしまいます。
『春合宿頑張ってるかな』
秋空を見上げると、気持ちよさげに飛ぶ飛行機が。
地上から、ただ見上げる八雲さん。
帰宅した八雲さんは気落ちした表情です。
”大丈夫”
笑顔で冷蔵庫を開ける八雲さん。
”きっと大丈夫”
切ないくらい明るくふるまう八雲さん。
感想
大和がいなくなったアパートで、八雲さん大丈夫かなぁ。
と思ったらいきなりホッカホカご飯ででかい握り飯を作っててなんか安心。
(それにしても炊き立てご飯のおにぎりってなんであんなに美味しそうに見えるんだっ)
「美味しい美味しい」といって食べてもらえる相手がいなくなる。
そんな生活をする八雲さんをいまいち想像できなかったんだけど、今回は由梨さんが食べてくれてよかった!
大口開けて、ちょい辛い鮭のおにぎりを足バタバタさせて喜んで食べてて…(食べっぷりはまるで大和w)
良かった。と思いながら大和を思い出して寂しくならないか心配にもなりました。
案の定、おセンチになりながら帰宅した(であろう)八雲さん。
彼女の表情はあえて見えない表現をされていたけど、どんな顔してたんだろ。
泣いてないよね?
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