ワールドトリガー237話のネタバレ感想です。
新ルールの提案課題の採点をする本部。
そこには太一が提案した、トリオン兵と一緒に戦うという案も。
…二日後、隊員のPCにはトリオン兵つくーるというソフトが届きます。
ワールドトリガー237話のネタバレ感想
ネタバレするよ
前回までの鳩原回のエモさがふっとぶほどの情報回でした。
B級ランク戦の新しいルールを考える課題を採点する本部。
その中に武富桜子が。
そしてその肩書はランク戦実況解説システム運営主任!
15歳にして運営主任の肩書をもつとは…。
ランク戦を愛し実況に命をかけている(たぶん)桜子なら適任です。
提案されたルールは面白いものばかりでした。
2チーム以上の団体戦、現行ルールにターゲットの破壊・防衛を追加するなど、すぐに取り入れられそうな案も。
ターゲットの防衛をしながら戦うのは、大規模侵攻のときにC級隊員が狙われていたので、そういった状況を想定するにはバッチリなルールですね。
私が面白いと思ったのは、オペレーターの戦闘参加ルールです。
木虎と諏訪が提案したこのルールは、非戦闘員がいる状況の戦い方を学べます。
これも遠征を想定した現実的なルールですよね。
まだ本編で遠征シーンはなく、遠征艇を母艦としてどのように戦うのかイメージつきませんが、いまのようにオペレーターだけ別室というわけにはいかなそう。
実際、アフトクラトルのミラだって遠征艇から出ていましたから。
ガロプラのヨミは遠征艇にこもりきりだったけど(笑)
そして、菊池原が提案した、相手の姿を隠した状態での戦闘ルール。
こちらも遠征を意識したルールですよね。
隊員同士では戦いまくってるから、生駒さんだ→離れておこう、みたいになるけど、初見の相手ではそうはいきません。
視覚情報を遮断し、警戒する癖をつけておくのはネイバーフッドに出た時にも役立つはずです。
このあたりはさすが遠征経験者の菊地原だな~と思いました。
ある程度隊員同士の情報が知れ渡ってるから、ランク戦でも一辺倒な戦い方になるのかもしれません。
この課題をだすってことは、運営もそれを危惧してのことかなと思いました。
そして、いつもなにかをやらかしてくれる太一。
トリオン兵と一緒に戦う。
発想がナナメ上すぎる。
と思っていたら、まさかの本部と同じ考え方(笑)
しかもすでにトリオン兵作成ソフトも開発済み。
その名もトリオン兵つくーる。
とても可愛いし、実際にありそう。
来月のワートリはソフトをつかってトリオン兵をつくる回になりそうです。
いったいどんなものが生まれることやら…。
新ルールに、オリジナルの改造トリガーを提案していた王子と太一。
この二人がつくるトリオン兵がどんなモンスターになるのか、楽しみです。
この選抜試験編では、本部メンバーが話すシーンが多いです。
いつもなら、ランク戦の戦術が面白い!とか、戦闘員に目がいきがちですが、裏方の考えを知ることができて面白いです。
面白そうな新ルールでも、防衛任務との兼ね合いとか、エンジニア不足とか。
リアル。
そのリアルさが、とてもSFな世界設定なのに、キャラに共感し、作品にのめりこめる要因の一つかなと思います。
ワールドトリガーは噛むほどに美味しいするめのような漫画です。