紫と黒星が両思いに!
星が見える窓の下で抱きしめ合う2人。
…だけど翌日、黒星は姿を消し、阿蓮は燃え尽きていて紫は落ち込んでいられません。
魂の抜けた阿蓮に、紫は何と声を掛けるのか…?
執事黒星は傅かない25話のネタバレあらすじと感想
阿蓮の復活
馬渕に強制連行され、阿蓮の屋敷に向かった紫と花織。
魂が抜け、仕事にも支障をきたしそうなほど廃人になってしまった阿蓮に、何とか紫の力を借りて元に戻したいと馬淵は頼みます。
そもそも、紫たちは花火大会で阿蓮の身に何が起こったのかを知りません。
しびれを切らし、黒星さんがいなくなったゆかりんの方が一大事!と馬渕に迫る花織。
「黒星」と聞こえた阿蓮は今までの無反応と違い、ゆっくりと立ち上がります。
そこへファンが待ってるから仕事しよう?と声を掛ける紫に、阿蓮は泣きながら「お前じゃないのかよ」とキレるのでした。
遊園地
ようやく自我が戻ってきた阿蓮に、紫は大事な話があるのと目をそらしながら話しかけます。
何かを察した阿蓮は、幼い時に2人で遊んだ思い出の遊園地へと紫を連れて行くのでした。
紫の手を引く阿蓮のツーショットを、スマートフォンのカメラで連写する馬渕。阿蓮に思い出作ってあげよう。
遊園地に紫を連れてきたのには、理由があったのです。
昔、黒星が屋敷から消えた時に憔悴していた紫を知っている阿蓮。
今回も、同じようになるのではないかと心配していました。いいところあるじゃん!
同じ星空の下
紫の”大事な話”を聞くために、2人は観覧車に乗り込みます。
黒星との関係を知っている阿蓮は、何の話か察しはついています。
紫は8年前に黒星が姿を消す直前、星を一緒に眺め「星空はどこにいても同じ。私たちはいつも一緒」と話していたのを思い出します。
昨夜も、同じ場所で似たようなことを呟いた黒星。
”また帰ってくる”という意味だと紫は信じているのです。
泣きながら自分の気持ちを伝える紫に、阿蓮は観念し婚約解消に同意。
観覧車を降りた2人。
すぐさま阿蓮は紫のスマホを借りて、勝手にイギリス行きの航空券を予約します。
そして、「黒星のところに行ってこい」と背中を押すのでした。
感想
失恋したとはいえ、黒星がいなくなった今の紫は結構狙い目だったんじゃないのか…と思ってしまいました。
ずるいことをしないで励ましてくれる阿蓮。弱っている時にこんな男の子がいてくれたら、惚れてしまうと思います。
阿蓮に背中を押されたかたちでイギリス行きが決定した紫。
黒星を捕まえることができるのでしょうか。