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勿論、慰謝料請求いたしますのあらすじと魅力を紹介~男に頼らないサクセスストーリーは爽快!

今回ご紹介させていただくのは、漫画:無糖党先生、原作:soy先生、キャラクター原案:m/g先生が描く「勿論、慰謝料請求いたします!」という漫画です。

金儲け大好きな令嬢となぜか損な役回りになる王子殿下がタックを組んで、婚約者から慰謝料をしっかり請求するため証拠集めに奮闘するお話です。

勿論、慰謝料請求いたしますのあらすじ

\ あらすじ /

主人公のユリアスは婚約者に結婚破棄を言い渡されます。

この婚約破棄の原因はユリアスにはなく、婚約者が別の女性と浮気しているからでした。

もともと婚約者に恋愛感情は抱いてなかったのですが、一方的に破棄するのではなく、浮気の証拠を集め、より多額な慰謝料請求するために奮闘します。

 

「勿論、慰謝料請求いたします!」

なんの慰謝料ってそれはもちろん、婚約破棄に対してです。

画像引用元:「勿論、慰謝料請求いたします!」無糖党/soy/ m/g /双葉社/モンスターコミックスf

冒頭から始まる婚約破棄のシーン…、ですが、この婚約者とは破談になってよかったでしょうね。

男側都合での婚約破棄だし、しかも心変わりが原因。なによりそれを当人に直接話すこのデリカシーのなさ!

愚かですね。

愚かすぎますねラモール。

この2人の婚約は、婚約破棄を言い渡した男、ラモール(キュリオン侯爵家)からの申し出でした。

彼の家はお金がなく、自分よりも身分の低いが資産のあるユリアスの家へ明らかお金目当てで婚姻の申し出をしており、さらに毎月婚姻支度金としてヒロインの家へ金銭の要求をしている状態なのです。

笑うしかありません。

普通「婚約破棄」なると、涙にくれる女性が多いなか、本作の主人公・ユリアスは違います。

泣くどころか、どのようにすれば慰謝料を請求できるかに考えを巡らせます。

ラモールの場合は涙もでないか

もともと結婚を申し込まれたときから恋愛感情は一切なく、侯爵伯爵という地位が彼女のビジネスにとって良いネームバリューになるからという利害関係からのものでした。

そう、これが今作の見どころです。

魅力1. ヒロインは現実主義な実業家⁉

ユリアスはすでに実業家として活動しており、商品開発に実家が所有するお店の商品の買い付け、さらには出版物の編集までこなしています。

画像引用元:「勿論、慰謝料請求いたします!」無糖党/soy/ m/g /双葉社/モンスターコミックスf

そう主人公、ユリアスは金儲けが大好きな令嬢なのです。

お金も好きだけど、単に仕事も好きそう

魅力2. ヒロインは王子となぜか対等?

そんないつもちゃっかり前向きなユリアスは、今回の婚約破棄について慰謝料を請求しようと浮気の証拠集めに奮闘しはじめます!

さっそく浮気現場を目撃しようと張り込みをしていると、なんと偶然王子殿下と遭遇します。

中世ヨーロッパが舞台の漫画で、ヒロインの前に王子様が出てきたら自然とフラグが発生しますよね。

いくら現実主義なユリアスでも、さすがにキュンとときめく出会いになる…かと思いきや、王子殿下を浮気現場の目撃者としての役割に利用します。

どこまでも肝の据わったヒロインです。

魅力3. 男に頼らないサクセスストーリーは爽快

ユリアスは王子殿下とご縁ができながらも、彼を必要以上に頼りにしたりはしません。

むしろこの後、少し困った立場になる彼を助けてあげようと提案します。

勿論、タダじゃありませんが。

また庶民クラスの子に話しかけ、自社製品を売込んだり、商売やお金に関わることとなると前のめりで躍進していきます。

ユリアスが任されているお店は一躍有名店に!

事業の面でも彼女の手腕によって成功していきますが、愚かなる婚約者ラモールに対しても手はゆるめません。

彼のアホな発言に対しても冷静に打ち負かしていきます。

あほ丸出しなラモールと対峙し、論破していくところも爽快な見どころの一つです。

さいごに…

読み進めるうちに、ほのかな恋のにおいもしてきます。そんなところも楽しみどころ!

自分の意志で運命を切り開く、自立したヒロインの物語です。