ミステリと言う勿れ16-2話のネタバレあらすじと感想です。
フルーツサンドの紙袋に入っていた謎の赤玉。
そのもの自体も謎ですが一体どこでどうやって混入したのか…。
ライカと一緒に商店街を巡る謎解き回、完結編です。
ミステリと言う勿れ16-2話のネタバレありのあらすじ
ネタバレするよ
児童館の手がかり
ライカの心当たりのある場所、それは…。
児童館でした。
子供たちの絵が飾ってあります。
絵にはそれぞれ書いた子供の名前が書かれていました。
謎の玉に書かれた文字はひらがなのけ。
けのつく名前を探すと…ひとり該当あり。
やまなしけいた。
更にその中に見覚えのある自画像を見つけた整。物陰からこちらの様子を伺って来るけど、こちらが見返すと逃げていってしまう例の女の子の絵がありました。
あいだかのん…。
念のため名前をチェックする整。
赤玉の持ち主
青果店で男の子に声をかける整。
やまなしけいたを名乗るその男の子に例の玉を見せると…即座に自分の物だと認めました。
事件解決!?
かと思いきや…。
彼が言うには玉は屋上に置いといたはず。
もちろん整の紙袋に入れたりしてないし、あまつさえ整が盗んだと疑い出しました。
そうこうしているうちに母親が出てきて親子喧嘩が勃発。
危ない屋上に行った行かないで小競り合いが始まってしまいました。
迷惑にならないようその場を去る整とライカ。
そのうちに、また例の女の子が現れました。
-あいだかのんさん?
名前を呼ぶと振り向き、整の紙袋に玉を混入させたことを認めました。
玉が上から降って来たから。
不思議なことを言っています。
違和感
彼女はけいた君がいつも屋上で遊んでいて、色んな玉を集めてることを知っていました。
だから落下してきた玉も彼の物だとすぐに分かったそうですが…。
一緒に遊びたいのに混ぜてもらえない腹いせに、拾った玉をたまたま通りかかった整の紙袋に入れたとの事でした。
玉を彼に返してあげてと女の子に渡して、いよいよ事件解決…と思いきや。
その玉はけいた君が落とした訳じゃない。
謎はまだ残っています。
ライカによると…。
玉が落下してきた建物の垂れ幕が前回見た時よりも少しずれている…!?
違和感はそのままにしない方がいいというのはおそらく2人の共通認識です。
屋上に上ってみる2人。
そこで2人が見たものは…。
死体!?
人が死んでるかと思いきや、幸いまだ生きてます。
年配男性が冷え切った体で倒れていました。
事件解決
駆けつけてくれた大隣署の池本の説明によると…。
倒れてたのはビルの住人で、鉢植えの手入れに屋上に上ったところ調子が悪くなり倒れ…その時にたまたま掴んだ玉が落下した。
その事が今回のことに繋がり発見につながった。発見が遅れてたら凍死の可能性もあったそう。
整たちのお手柄です。
整は命が助かってよかった、それと…。
もしもその人が亡くなっててそれをあの少年が発見するようなことにならなくてよかったと言いました。
それに同意する池本。
優しい空気に包まれる2人でした。
事件は一件落着。
赤玉の出所を辿ってみてよかったと話す整とライカの2人。
そしてこの後、整とライカがお互い人生初の経験をするのですが…。
2人の初めての経験に読んでて胸があったかくなりました。
(こんな展開待ってた…!)
感想
紙袋の中に入っていた謎の玉。
些細な謎を紐解いていったところ…尊い人命を救うことに繋がった今回。
やはり違和感はそのままにしておいてはダメですね…と改めて思わされました。
そして道中は整とライカの仲が更に深まった感じがして読んでてほっこりしました。
2人にとってのビッグイベントもありましたが…!
ラストに向かうにつれて何だか切なくなっていきました。
千夜子が前に出たがるのが良い兆候だと話すライカ。
そんなライカを見守る整の目が何だか切なかったです。