初恋の世界53話のあらすじと感想をお届けします。
グルメサイトにひどいレビューを書き込んだ親戚一行。
そんな彼らに抗議しに行った薫は、身内でもないのにでしゃばるな!と言い返されます。
一方、実家へ帰省するための旅行カバンに入れていた刃物を寿三郎に見られた修子でしたが……。
初恋の世界53話のネタバレありのあらすじ
![](https://comic-drops.com/wp-content/uploads/2020/06/kirari-300x300.png)
単なる彼女という立場の弱さ
お店で年始の準備をしながら、スタッフと仕事納めをする薫。
そんな中、思い出すのは単なる彼女のクセにしゃしゃり出るなという親戚一行の言い分。
あの場面が何度もフラッシュバックし、身内ではない立場の弱さを痛感します。
今まで結婚という制度にこだわらないスタイルを貫いてきた薫でしたが、それではどうにもならないこともある…。
そう落ち込んでいたところに。
見合い相手 清川の登場。
いつも絶妙なタイミングで現れるこの男
![](https://comic-drops.com/wp-content/uploads/2020/06/punsuka-300x300.png)
清川が今回、薫を訪ねてきた目的はプロポーズ!でしたー。
清川からのプロポーズ
結婚してください。
薫を前にし、指輪をパカーンする清川。
それを偶然目にしてしまう小鳥遊。
どこか冷めた目で2人を見つめます。
詰め寄る清川と拒否する薫。
見かねて参戦しようとする小鳥遊に、薫は「これは自分の問題だから」とそれを制します。
![](https://comic-drops.com/wp-content/uploads/2020/06/aseru-300x300.png)
あってもよくない?
小鳥遊は怪訝そうな顔をしながら、薫と清川のドタバタを横目に1人バイクで走り去ろうとします。
それに気付き、置いてかれまいと急いで後ろに飛び乗る薫でした。
寿三郎の告白
一方、修子の部屋では…。
旅行カバンの中にあった刃物を見てしまった寿三郎が、動揺しながらも彼女のことを本気で心配しています。
あなたには関係ないと一蹴する修子に、関係なくないと喰い下がる寿三郎。
刃物なんて物騒な物、持っててもいいけど使わないで。
これからも自分のことをののしって欲しい。
(不倫相手と不幸せになるくらいなら…)
結局その想いは届かず、修子の家を追い出されてしまった寿三郎。
そんな折、修子は不倫相手からの着信に出てしまい…
いけないと分かっていながらも、彼の優しい言葉に答えてしまいます。
![](https://comic-drops.com/wp-content/uploads/2020/06/nakeru-300x300.png)
その不毛なやりとりを聞きながら、家の外で頭を抱える寿三郎。
薫のプロポーズ
バイクを止めて、2人で話し合う薫と小鳥遊。
薫は清川とのことを謝り、小鳥遊に内緒で親戚一行に抗議しに行ったことを伝えました。
話し合っても彼らから謝罪の言葉は得られなかったことも
彼らのことを薫よりよく知っている小鳥遊は、当然の結果だし関わるだけ無駄だと答えます。
薫は、彼女でしかない今の立場の弱さが発言力の弱さだったのだと、小鳥遊のことを守りたいから結婚したいと言い出します。
![](https://comic-drops.com/wp-content/uploads/2020/06/aseru-300x300.png)
驚く小鳥遊。
嬉しいけど愛を恵まれたい訳じゃないと答えます。
薫と出会った瞬間、その目に引き付けられたこと。
恋愛下手な薫を落とすのに時間がかかったこと。
そんな薫が今では他の男に言い寄られ、それを楽しんでいると…。
反論しようとする薫の言葉をさえぎり小鳥遊は言いました。
薫は自分が何をしても離れていかないと思っていると。
それを聞いてドキンとする薫。
そんな薫のことを、愛ゆえに許したいし許せない…。
![](https://comic-drops.com/wp-content/uploads/2020/06/nakeru-300x300.png)
小鳥遊は心の中の葛藤をあらわにした後、1人でバイクで走り去ります。
置き去りにされた薫は、小鳥遊のことを考えながら雑踏の中でひとり帰路につくのでした。
感想
繊細な小鳥遊の心の叫びに切なくなりました……。
そして修子のドロ沼不倫、早く抜け出してほしいのにどんどん深みにハマっていってる感が痛々しい。
寿三郎の声が届きそうで届かない展開にヤキモキしますが、何とか沼から這い出してほしいです…!