青のミブロの43話ネタバレ感想です。
お揃いの羽織を揃えることになったミブロ一行。
各人が金策に奔走する中、土方は新しい刀を調達する必要がありました。
すると、土方と知り変な女性が声をかけてきたのです。
もしかして新手の客引きでしょうか?
青のミブロ43話のネタバレ感想
ネタバレするよ!
今回は女子が嬉ぶ土方の魅力が120%全開のエピソード。
そして物作りにこだわる職人のお話でした。
見習い刀鍛冶である、さくらの仕事が認められて涙を流す親方。
人情ものが身に染みる、鬼回ならぬ神回となりました。
土方の愛刀といえば「和泉守兼定」。有名です。
その兼定は会津藩主の松平容保から下賜されたので、今回は別の刀ということですね。
こういったスキマを埋めるのが、歴史作品の面白いところです。
今では男女平等だと言われていますが、ついこの間までは男性中心の社会でした。
まして江戸時代であれば、その傾向はさらに顕著であったはず。
女性の刀鍛冶なんてと、さくらが相手にされないのも仕方ありません。
しかし、そんな固定観念をヒョイと乗り越えるのが、土方のスゴイところです。
コダワリがないというか、良いものは良いと考えるキャラぶりが上手く描かれています。
愛想がないのは相変わらずですが。
逆にこの強面ぶりが女子には受けるのか…。
土方に仕事ぶりが認められたさくら。
今までの辛い思い出がフラッシュバック。
さらにそのタイミングで土方に呼び捨てされ…そりゃあブワッと感極まれりですよ。
それにしても、冒頭に語られた散々な土方の評判。
さらりと役者顔だと誉めていますが、それ以外はエライ言われようです。
眉間にシワを寄せているのは、いつもミブロのことを考えかと。
良くも悪くも有名人である土方のネームバリューを上手く活かしたさくら。
一方、江戸出身の多いミブロにとって、ツテのない京都で刀鍛冶師を見つけたメリットは大きいでしょう。
結果的にはwin-winの関係です。
ラストは不敵な土方の笑みでしたが、肝心の資金集めが全く進んでいません。