青のミブロの36話ネタバレ感想です。
におと家茂を逃がして直純と対峙する土方。
京都で一旗揚げようとする輩が多い中、土方は困っている人を助けたい。
それだけの思いで剣を振るいます。
土方にとって、武士道とは単なる“まやかし”に過ぎません。
青のミブロ36話のネタバレ感想
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ネタバレするよ!
出ました天然理心流。
刀が折れたら脇差での鍔迫り合い。
最後は左手でワンパンマン。
斬り合いばかりでなく、接近戦で格闘術を駆使するのが理心流の特徴です。
剣術に拘らない何でもありの戦い方は、今風に例えるならば総合格闘技かな。
におは家茂と二条城に何とか辿り着きました。
将軍護衛の大役を果たして評価されるべきなのですが、今一つ存在感が薄いような・・・。
全般的に土方の方が目立っていますよね。
命のやり取りを喧嘩と断言する土方。
武士道に拘る直純とは対照的な、火の玉ストレートぶりがたまりません。
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乱暴なバラガキさんの本領発揮です。
やはり司馬遼太郎の『燃えよ剣』を意識していますね〜。
農家の倅だと白状した近藤。
この辺りの展開はほぼ予想どおりでした。
強者の武士だと思っていただけに、直純のショックは如何ばかりでしょうか?
由緒正しい武士の家系が、農家の倅に負けそうです。
このカタルシス。
読んでいてもゾクゾクします。
主人公のにおが早々と退場となり、あとは沖田たちが土方の応援に駆けつけます。
この時点で勝負アリ。
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とすれば、直純に残された選択肢は、以下の3つが予想されます。
1.土方に斬られる。
2.武士らしく切腹する。
3.生きて捕縛される。
『武士道とは死ぬこと也と見つけたり』
武士に拘る性格からすると、もう1と2しかないのですが。
オールドタイプの結末が容易に想像できるだけに、刻の涙を流さずにはいられません。
余談ですが、今回は折れてしまった土方の刀について。
土方が愛用した有名な刀といえば『和泉守兼定』です。
長さ2尺8寸、約85㎝の名刀は、会津藩主の松平容保から下賜されたと言われています。
史実に基づくならば、奮戦したご褒美として、土方は兼定ゲットでしょう。