青のミブロの31話ネタバレあらすじと感想です。
家茂脱出ミッションが始まりました。
におは囮作戦を白服に見破られますが、何とか団子屋から逃走。
“最弱の将軍”と自虐的な家茂も国内紛争だけは回避する覚悟です。
におたちは二条城に辿り着けるでしょうか?
青のミブロの31話のネタバレあらすじ
ネタバレするよ!
土方組
ところで囮となった2組の様子は如何に?
まずは土方のグループです。
待て待てぇと斬りかかる暗殺者集団。
キンッ、キンッ。
土方は刀を片手に軽く捌きます。
今度は一瞬の隙をついて相手の喉元に刃を寸止めです。
やはり格が違います。
土方たちは怯んだ途端にまた逃走。
しかし敵もさるものです。
土方たちを先回りして前後を塞ぎます。
ワシが将軍じゃと正体を暴露する婆ちゃん。
こっちはハズレかと暗殺者たちは引き上げようとします。
すると待てよと声を掛けるはじめ。
どうやら時間稼ぎは性に合いません。
瞬く間に敵3人の刀を真っ二つに折ってしまうのでした。
これが居合だとドヤ顔ぶり。
本来の左利きによる超スピードです。
敵が退却する中、怖かったと婆ちゃんはドサクサ紛れで土方に急接近で〜す。
沖田組
片や沖田たちのグループも修羅場のようです。
涙目ながらも刀をすり抜ける太郎。
時間を稼ぐため沖田はまだ抜刀しません。
藤堂も余は将軍だと影武者気取りのままです。
太郎は早く何とかしろと焦ります。
仕方ないですねと敵に近づく沖田。
しかし片手に灯を持って不利のはずでは?
そこは天才剣士の沖田総司。
相手の足をサクッと一振りします。
沖田が狙ったのは足の腱。
山南の意見を参考に考えたオリジナル技。
名付けて”足斬り”です。
涼しげに話す沖田ですが、腱が切断されたら敵は歩くことも出来ません。
まさに鬼の所業。
沖田の実力を知り、やはり暗殺者たちは引き上げるのでした。
倒れた相手に全部吐いてもらうつもりの沖田。
グボッ。
何と暗殺者は舌を噛み切ります。
異常な光景に太郎の震えが止まりません。
巻き戻し
そのころ、におは家茂を護衛しながら路地裏を絶賛逃走中。
籠に乗りたいと家茂はダダをこねています。
すると通りの向こうから上様と呼ぶ声が。
どうやら二条城からも捜索隊が出ていたようです。
これで助かった。
2人が喜んだのも束の間でした。
ズバッ!
白服による長刀一の振りで、側近2人が惨殺されます。
何故、世の命を狙うのか?
貴様は攘夷派かと家茂は問い質します。
そんなの関係ねー。
直純と名乗る白服の目的は、武士の世を復活させることでした。
感想
ますは土方たちの無双ぶりからです。
にっこり笑って致命傷を与える、沖田のドSぶりもたまりません。
そしてクライマックスで明らかになる直純たちの目的。
“徳川が奪った”とありますが、奪われたのは武士の“誇り”でしょうか?
天下泰平の世が200年以上も続いたことが、武士の存在意義を奪ってきたとも解釈できます。
もっとも、直純の理由も突き詰めると逆恨みに等しいのですがね。
攘夷とか思想的なものとは関係なさげな直純は、今で言えばクーデターではなくテロリスト。
相手は間違いなく強者です。
におの細腕が将軍の命を守りきれるのか注目です。