青のミブロの21話ネタバレあらすじと感想です。
暗殺者の集う旅籠に討ち入りするミブロ。
人の良い近藤は老人に騙されかけますが、何とか捕縛に成功します。
一方、頃合いとみた芹沢も遂に始動。
事態は風雲急を告げるのでした。
青のミブロの21話ネタバレあらすじ
悪の首魁
会津藩を狙う暗殺者は残り3人となりました。
今日中にカタをつけたい近藤は、芹沢にも応援を求めます。
伝令役は太郎です。
早く帰って寝てぇ!
厄介ごとはご勘弁の気持ちです。
途中でフンを踏むなど散々な太郎。
におがミブロに来てからペースが乱れっぱなしです。
そこに遠くから男性の大声が。
我らの芹沢先生です。
しかしよく見ると足元は千鳥足。
その眼前には暗殺者が姿を現しました。
正義の裁きを受けてみよ!
ならば俺は悪人だ。
芹沢も抜刀して剣で応えるつもりです。
てか酔いが完全に覚めていません。
セオリー無視
一方、土方たちは外出を控えるよう、町の人々に呼びかけます。
その様子を屋根から観察する男が一人。
京四郎がリベンジの機会を伺いますが、はじめは見抜いていました。
寿太郎の遺品を京四郎に渡すはじめ。
これで手打ちにして欲しい。
におのメッセージを伝えます。
普通に考えれば挑発行為ですが、におは極めて本気。
殺されかけた相手も気にするキャラなのです。
武士や忍には相応の矜持があります。
におの矜持とは何だろう?
はじめには皆目見当がつきません。
強いて挙げれば弱い者に寄り添う心でしょうか。
ともかく甘ちゃんだと、はじめの愚痴は止まりません。
ここまで聞いた京四郎。
とうとうガマンの限界がきたようです。
御託を並べても俺には勝てない。
確かに昨日までは京四郎の言う通りでしょう。
矜持やしがらみに縛られない、におのアドバイスを思い出すはじめ。
帯刀を左に変えて居合の構えに入ります。
そうです。
はじめは左利きだったのです。
お縄につくか、四肢を斬られるか。
はじめの雰囲気が明らかに変わりました。
コイツ、デキるっ!
京四郎はヤバイと身の危険を察します。
残るは一人
かたや芹沢たちの決闘もケリがつきそうです。
天誅を下すんだろぉ。
圧倒的な豪の強さです。
尻もちをつく暗殺者にトドメの一振り。
捕獲が目的ですと太郎は叫びます。
おおっ〜と。
これは力んだのか芹沢先生。
暗殺者の髪の毛を斬るにとどまりました。
九死に一生の相手は思わず気絶します。
まぁ、まだ酔いが回っていたということで。
京四郎も降参したようです。
これで捕獲は4人。
逃げる暗殺者をミブロは捕縛できるでしょうか?
感想
酔っていても強いのは強い。
近藤とは違うシンパシーを持つ芹沢。
その実力はミブロの首魁を自称するだけのことはあります。
新選組の局長といえば近藤勇。
多くの人はそんなイメージかと思いますが、実はこれ半分正解といったところ。
初代の局長は芹沢だったりします。
ともかく悪評が絶えない芹沢。
その辺りも自覚しての悪役宣言かもしれません。
また、におに感化された少年ミブロの2人も活躍したようですね。
はじめは利き腕を有効活用すべく、左構えとなり本領発揮です。
一方の太郎も文句を言いながら芹沢への伝言役を無事に果たしました。
もっとも、フンを踏むなどアクシデントもありましたが。
これが本当の“フンだり蹴ったり”ということで。