青のミブロの30話ネタバレあらすじと感想です。
団子屋に訪れた土方、沖田、藤堂の3人。
菊千代の正体が第14代将軍の徳川家茂と分かり、店内は大騒ぎです。
家茂の命を狙う暗殺者が外で待ち構える中、家茂を二条城へ逃がす作戦がいよいよ始まります。
青のミブロの30話のネタバレあらすじ
ネタバレするよ!
作戦決行
深夜の団子屋に動きがありました。
闇に紛れての逃避行です。
小癪な真似を!
二手に分かれての脱出劇。
暗殺者たちもそれぞれに追走します。
一体、将軍様はどちらに逃げたのでしょうか?
正解は両方ともダミーでした。
片方は、土方、はじめ、そして婆ちゃんが家茂役として。
もう一組の方は、沖田、太郎、身代わりは藤堂が務めます。
家茂はまだ店内に残っていたのです。
護衛はにおただ一人。
もう30数えてから二条城へお連れしようと思っていたのですが。。。
鬼ごっこ
しかし、この作戦を見抜いた暗殺者が一人いました。
昼間の白服の男です。
なるほど一人は婆ちゃんを使ったのかと、作戦内容に感心する白服。
一方、作戦を読まれて青ざめるにお。
絶艇絶命のピンチです。
しかし何を思ったのでしょうか。
白服は10数える間に逃げるチャンスを与えてくれたのです。
完全に弄ばれていると屈辱のにお。
何はともあれ家茂とにおは脱出をします。
カウントダウンが終わった白服は、長刀で暖簾を真っ二つ。
まるで狩りのように2人を追いかけるのでした。
におは白服を巻こうと路地裏を逃げまくり。
家茂はその行動に感心しますが、におにとって京は生まれた町です。
子供しか通れないような狭い隙間を下からくぐり、2人はようやく腰を下ろします。
家茂の決意
足が疲れたと愚痴をこぼす家茂。
とはいえ、家茂は望んで将軍に就いたわけではありません。
自覚も自身もありません。
本当は自然を愛でながら人生を過ごしたかったのです。
におは家茂の考えを聞いて驚きます。
攘夷は不可能だと断言したからです。
しかし開国はしますが異人の好き勝手にはさせません。
なのに世論は開国か攘夷かで対立。
家茂は国内紛争だけは絶対に避けるつもりです。
でも本当は斬られるのはイヤじゃー!
と駄々っ子の将軍の家茂。
疲れていますが手綱で馬をケガさせるワケにはいきません。
家茂の優しさに琴線が触れたにお。
ミブロが必ず守ると誓うのでした。
感想
遂に始まったミブロ最大のミッション。
相変わらずノリノリの婆ちゃんに緊張感のない沖田のセリフ。
命の危険を伴うハズなのですが、何となくミブロっぽいなと。
におの作戦を看破した白服は1枚上手でしたね。
先に家茂らを逃がす舐めプぶりに、自信と余裕をうかがわせます。
後半は家茂の国家感が語られました。
攘夷は無理と語る将軍様ですが、欧米列強の実力を知れば仕方なし。
アヘン戦争では中国がイギリスにボロ負けしていますしね。
一方で開国をした幕府を弱腰と非難する人々も存在します。
今回の暗殺騒動には、そのような背景があったと思われます。
ともあれ、一旦は白服を振り払ったにおと家茂。
隠れていた馬の登場には驚きましたが、これが脱出のカギになるかも?