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ワールドトリガー229,230話のネタバレ感想~遠征選抜試験26,27

ワールドトリガー229,230話のネタバレ感想です。

三雲が提案した分隊型で挑む戦闘シミュレーション。

相手は香取隊オペレーターの華を擁する北添隊です。

しかし、大差で敗北。落ち込んでいるかと思いきや、葉子はなにやら楽しそうで…。

 

ワールドトリガー229,230話のネタバレ感想

 

 

 

ここからは

ネタバレするよ

 

 

 

 

三雲の新たなアイディアとは、携帯カメラで問題文を撮影し、それを見ながら全員で映像問題を解くというもの。

 

映像は一度しか見られませんが、あらかじめ撮影した問題を全員で分担して解くので、他のチームより正解率があがります。

 

これだけでもさすがの発想力ですが、三雲はルール的にも違反ではないと考えているもよう。

というのも、各問題でなにを測るかの記載があるのですが、今回は発想力とありました。

つまり、普通に問題を解いていては評価も低いのではと考えたようです。

 

三雲の思考力は、もしかしたら東さんと同等では…とまで思ってしまいます。

 

ただ、今月の見どころはそこではないのです。

 

香取隊の絆なんです!

 

三雲のこの作戦を聞いた葉子は、若村隊にも教えては?とアドバイスします。

 

すると今度は三浦から葉子のスキル特性のアドバイスが。

 

万能適正スキルは、対戦相手の適正スキルを覚える特性があるのではないかと。

 

葉子のスキルリストを確認すると、初日よりもスキルが増えていました。

 

三雲の作戦を聞いた若村も、葉子からのアドバイスだと聞いてやる気がでていました。

 

隊長というポジションに自信がなかった彼がうそのようです。

 

三浦も観察眼がするどく、別のチームにいても香取のことを気にかけていて、適切なアドバイスができるようです。

 

 

いよいよ三雲達があらたな戦略で臨む戦闘シミュレーション演習。

 

対戦相手は香取隊オペレーターの華を擁する北添隊です。

 

北添の狙撃を警戒し、自陣を固める三雲達でしたが、あっけなく砲撃をくらってしまいます。

 

結果は大敗してしまいました。

 

北添隊は、今回の戦法を奥の手として隠し、昨日まではわざと違う戦法で戦っていたのです。

 

同じチームと複数回あたることを見越した、長期的な戦略でした。

 

 

あらたな戦略をたてて臨んだ試合だけに、敗北した三雲たちのムードは落ち込む…かと思いきや、一番の気分屋である葉子はなぜか楽しそう。

 

自分たちが敗北したのは、華が戦略を立てたからだと感づいていたのです。

 

華も、葉子なら今頃へこたれずにやる気をだしている、と微笑みます。

 

もうほんと、、、香取隊っていいなと思いました。

 

葉子と華の過去って、ワートリの中でもシビアな設定だと思うのです。

 

そんな過去から、性格も正反対なふたりが手をとって歩んできて、今は一緒にボーダー隊員をしているなんて尊いです…。

 

これと同じ感情になるのが柿崎隊なんだよなあ…。

 

ワールドトリガーは戦闘の緻密さや設定のギミックの面白さはもちろん、しれっと人間の成長が描かれてるのが奥深いです。

 

 

隊員同士の絆は香取隊だけではありません。

漆間は六田が並行処理が苦手だということをあらかじめ古寺に連絡していたのです。

 

少し前の回で漆間がメールしていたのはこのことだったんですね。

たしか、戦闘シミュレーションのユニットが増えたくらいのタイミングだった気がします。

別チームにいる六田のことが頭に浮かんだのかもしれません。

 

薄情キャラ設定だった漆間が、あっという間に面倒見のいいキャラになってきました(笑)

 

漆間のアドバイスを受けて、古寺隊では六田をみんなでフォローしようということに。

六田も自然と、わたしでもできそうだと笑顔になります。

いつも困り顔だった六田が笑ってくれて、読み手としてとても元気がでました。

 

 

なんだかほっこりした回でしたが、まだまだ戦闘シミュレーションは続きます。

二宮、水上などの上位チームはどう戦うのか、次回も楽しみです。