執事黒星は傅かない30話のネタバレあらすじと感想をお届けします。
イギリスで黒星との再会を果たした紫。
今回はスティーヴンの仕事に同行します。
仕事といっても優雅な時間を一緒に過ごし、理解を深めた2人。
距離がぐっと近づきます。
執事・黒星は傅かない30話のネタバレあらすじ
ネタバレするよ!
スティーヴンのお仕事
スティーヴンの仕事に付き合うことになった紫。
のんびりと車にのって着いたのは立派なホテル。そのままブランチをごちそうになることに…
あれ?
お仕事は?
紫の疑問にスティーヴンが軽く笑います。
これが仕事。
スティーヴンの家が経営するホテルの視察が仕事だったのです。素敵な仕事です~。
このホテル。
見た感じから、とても古い建物でカントリーハウスというそう。
貴族の富と権力の象徴なんだとか。
ただし時代が変わり戦争もあり、維持できなくなった貴族が出てきて……。
そんな貴族の委託を受けて、領地や建物を借りて運用しているのがウィンターソン家なんだそう。
貴族たちの歴史やスティーヴンの家が歴史を繋いでいる背景を聞いて、興奮気味の紫。
花冠のお祝い
その後もホテルの視察が続きます。
あるホテルでスティーヴンは建屋の工事の件で呼ばれ、紫はひとりに。
ちょっと離れたところで真剣な面差しのスティーヴンをみた紫は、彼に花冠を用意しました。
それというのも先日のパーティーは彼の誕生日だったのに手ぶらだったから。
今日のお礼と仕事ぶりをたたえて、ささやかなプレゼントです。
驚いた顔をするスティーヴンでしたが、その反応は微妙そうです…。
貴族の義務
そのままスティーヴンの意向で庭を散歩することになりました。
話はカントリーハウスの維持について。
ウィンターソンの家で借り上げた領地や建物ですが、彼の家にはほとんど利益のないため、親族がいい顔をしません。なので邸宅以外はすべてボランティア団体に譲渡したそうです。
この庭の管理もボランティアがしているんだそう。
利益を生まないのに、カントリーハウスの維持をしているのは貴族の義務という考えがあるから。
もともとの持ち主だった人も、その末裔もウィンターソン家を信じて貸し出しています。
その信頼のために邁進しなければ…そう語るスティーヴン。
嬉しいプレゼント
そんな殊勝な考えは父の代まで。
はははっ
ただ父親が亡くなって、夢中で先祖の意思を継いだだけ。僕は花冠が似合うような、紫に褒めてもらえるような人間じゃないんです。
彼の後ろ姿は1人で傷ついてるように見えます。
紫はその背中に、改めて立派な人だと声を掛けます。
仕事の考え方も、取り組む姿勢も立派です。
私もスティーヴンのような当主になりたい。
西園寺家を継ぐと考えてることを突っ込まれ赤面する紫。
スティーブンの仕事に対する姿勢をみていて、自分も勉強しなければと改めて思ったようです。
そんな彼女の姿にスティーヴンも、自身の過去を思い出しました。
もう一度、花冠をのせてと頼むスティーヴン。
今度は笑顔でしっかり受け取ります。
ふと、そのまま見つめ合い
紫の手を取り
2人のお顔はどんどん近づいて…。
あれ?
キスする?
ってタイミングで2人同時に着信が。
黒星です。
早く帰ってこないと
晩御飯抜きよ!
…的なお母さんを思わせるメールが2人に届くのでした。
感想
盗聴器でも取り付けてるのかなってタイミングでの黒星からのメール。
…でもその着信がなければキスしてたよね。ってくらめちゃくちゃ距離詰めてましたー。
あの距離まで近づかれたらさすがにキスを意識しますが…お嬢様は違うのでしょうか。庶民の安直で愚かな考えなのでしょうか。
なんにせよ、黒星さん。
ナイスセーブ!です。