御手洗家炎上する38話のネタバレあらすじと感想です。
自分が火をつけた真犯人だと告白した真二。
彼の話の続きです。
真二の視点で見たこれまでの話、それから柚子の家族と向き合います。
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御手洗家炎上する38話のネタバレあらすじ
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告白の続き
柚子と会ってる真二は、内心でずっと彼女の様子を探っていました。
でもそんなのは最初だけで、
変わってない、笑顔の柚子に救われてたのが本音です。
次第に柚子が喜びそうなお店を調べたり…。
ただ、ある日、母親に言われた言葉で柚子を疑うことになります。
ー彼女は自分を勘ぐってるー
そんなの自分こそなのに、
途端に彼女に対して疑心暗鬼。
その後、彼女と周囲の辛い状況を目の当たりにして…。
力になりたい。
だけどどの顔して?
柚子を抱きしめながら、今だって情報を聞き出そうとしてる。
向き合うとき
全てを聞いた柚子は、腑に落ちたような悲しいような表情。
お互いに探り合ってたからお互い様。
だけど、真二の優しさは嬉しくてすっかり誤解はしてた。
柚子は涙目です。
彼女に手を伸ばす真二。
パンッ
真二の頬を杏子がはたきます。
…この話を聞いた直後です。お怒りごもっともです。
杏子が聞きたいのは、真希子が罪を認めたとき、その場にいたのに何も言えなかったのかということ。
自分がやったのにどうして黙ってたかということ。
ただ謝るだけの真二に、思わずつかみかかり疑問を投げかけます。
何度も自首しようと思った。
だけど、母や兄が出頭しても心のどこかで、自分は助かる。と思ってしまったそうな。
あとはただ謝る真二を杏子は車で連れ出します。
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病院です。
そこにはおばさん(皐月)がいます。
おばさんと真二
病室にいる皐月はやつれたように見えました。
だけど真二に気づくと、笑顔で話し始めます。
真二は彼女の話を遮り土下座。
事件について告白し、謝るのでした。
皐月は一瞬、ごみでも見るような目で彼を一瞥し、
話し始めます。
事件の日、真二と目が合った時のこと。
忘れて生きてたのに、SNSでつい触れてしまって辛かったこと。
それから…
一生恨む。
と伝えます。そりゃそうだ。
その時、警察が入室。
マスコミも動いてると聞いて動揺する真二を連行します。
彼に皐月が声を掛けます。
自分はこれからずっと、真二を意識して過ごすことになる。
それが皐月にとっての人を恨むということなんだそう。
ある意味、真二のことを真剣に考える存在がいること。
それを忘れないでほしい。
優しさ
憎しみ
つらさ
色んな感情が絡み合った表情で伝えられた言葉。目頭にグッときます。
どこまでも心優しい人です。
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真二退室後、杏子と過ごす皐月さん。
明るい表情でカヌレを頬張り幸せそう。
あの日、火はちゃんと消してた。
杏子に話し始めます。
いつも確認は怠らなかった。
なのに火事はキッチンからで…。
もしかしたら自分が悪かったのかも。そう思うと家族に申し訳なくてつらかったそう。
だけど、自分はちゃんと火を消してた。
そうわかって安心したみたい。
自分をずっと信じてくれてた杏子。
皐月は娘に感謝しながら涙をこぼすのでした。
感想
本当に許す気もないし、恨んでるけど憎み切れない。
こういう人が本当に心優しい人なんだわ。
希一は真二の弱さを心配してたけど、彼女の言葉がいつまでも残ればいいと思います。
…てか残ってないと人じゃないわっ。
皐月さんのような人には本当にのほほんと生きててほしい。
憑き物が落ちたように明るい顔で、カヌレを食べた彼女に心底ほっとします。
最後の涙にジーン。