殉国のアルファ22話のネタバレ感想です。
抜き差しならぬ展開にハラハラしたまま終わった前回。
今回は打って変わって切ない。
相手の幸せを願って身を引くって切なさの極みです。
そんな人こそ幸せになってほしいのにー!
フランはフランで性欲促進剤なる薬をもらってきてるし…。
殉国のアルファ22話のネタバレ感想
ネタバレするよ!
緊迫した前回の続き。
冒頭からホッとひと安心です。
二人とも立ったまま。
どちらも倒れてなくてよかった。
心底安心しながら、ルイの素早い判断力に改めてアルファの能力の高さを再確認。オメガとの差よ…笑
ここからルイはロペスピエールに、まっとうな生き方を諭していくんだけど、この心情が切ない。
話せば話すほど自分との共通点がMに、自分が手に入れられなかった幸せを託すんです。
好きな人と子を授かってつつがなく暮らす。
ただただ平凡な夢なのに、ルイには手に入れられません。
一方で目の前にいるMは自分とよく似ていて、フランを手に入れることができる状況で…そんな彼に、自分の代わりに彼女を幸せにしてほしい。
二人とも幸せになってほしい。
こんな風に自分の憧れをMに託すんだけど、ルイ自身の幸せを考えると切なくてやりきれない。
最後にあらためてMをハグするルイの心情が苦くて辛くて。
タイトルの殉国のアルファはやっぱりルイのことだったんだ。
これからルイはロペスピエールのような優秀な人材が身分にとらわれることなく活躍できる社会に変えていくそうです。
自分がそうすると心に誓ってるみたい。
ロペスピエールが社会的に成功すれば間接的にフランの幸せにもつながるはず。そんな考えもあるだろうけど。
ルイにも幸せになってほしい。
そう思わずにはいられません。
そしてフランは、
一緒に暮らしてるマー君とまだ関係をもってはおりません。
発情しないんですって。
あら~?おかしいね~
ルイと一緒にいるときは頻繁に、そして強烈に発情してたのに。
自分でも『王様といるときは発情してた…』って回想してる。
なぜそこで運命の番と思い当たらないか!
これがアルファとオメガの違いなのかー。
鈍感さんっ!
体が心の声を代弁してるんだよ~
まーくんじゃだめなんだよ~
素直にルイのもとに走るんだ~
そんな私の願いをよそに、フランてばお友達に性欲促進剤なるものをいただいておりまして、
最後の一文に「次回、フラン発情」なんて書いてあるんだが…。
ちょっとちょっとちょっと…