ドクターストーン第156話のあらすじと感想をお届けします。
あらすじの”ネタバレ”するところは、非表示にしています。
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ドクターストーン156話のネタバレなしのあらすじ
今回は過去編です。
千空達の出会ったきっかけ。
それから科学知識や機材が豊富にある理由なんかもわかります。
156話ネタバレありのあらすじ
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幼い頃の千空と大樹
千空達がまだ10歳の頃の話から始まります。
千空と大樹の2人はロケットを作ろうと奮闘しますが、最初のロケットは大爆発し失敗。大樹はロケット工学入門の本を読みましたがさっぱり分かりません。一方千空はインターネットで論文を読もうとしますが、英語で書かれた難しい論文はまだ幼い2人には理解できませんでした。
そこで千空は、仲間と情報共有した方が早いと辞書片手に世界中の科学者達に質問メールを送ります。そのメールはNASAジョンソン宇宙センターにも届きましたが、その内容があまりにも小学生からのものとは思えない、犯罪まがいのものだったので、NASAの人々は大人のイタズラだとして無視しようとしますが、その様子をDr.ゼノは見ていました。
ゼノからの助言
ゼノは千空のメールに返信し、必要な物や計器類を新調するよう助言します。
そしてそのメールの最後に「Science is Elegant Dr.X」という文字。
千空はそのDr.Xの存在に目を緩ませますが、その温度センサーの値段を調べてあまりの高さに思わず食べていたカップ麺を吹き出してしまいます。
そこで早速千空はアメリカのNASAにいる千空の義父である白夜に会いに行きます。千空の目当ては、宇宙飛行士がアメリカで訓練に入ると貰えるという『科学に関するものならなんでもタダで買える』魔法のクレジットカード。千空はそれを受け取る(ひったくる)と、すぐ日本に帰ってしまいました。あまりに父親にドライな千空に号泣する白夜、可哀想です。
千空はその魔法のクレカで、あると嬉しい高い科学機材一式を揃えます。千空達はその沢山の機材を使って、Dr.Xと名乗るゼノのオンライン講座で調べ試しまくり、人類200万年の歴史を1から試していきます。
千空とゼロの考え方
ある日大樹は千空に、ロケット作りが目的なんだからロケットに必要な知識だけ教えてもらえればいいのではないかと聞きます。しかし千空は科学で何が役立つかなんて分かれば苦労しないと言いました。
ゼノにとって科学とは力です。ゼノの考え方では、科学を使えば賢い人間が衆愚を支配することが出来るとのことですが、千空はそれには興味が無いようです。千空にとって科学は、ただ世界や宇宙のひみつを全部知りたいだけだったのです。
科学の力で支配したいゼノと科学の秘密を知りたい千空。2人の科学者は既にこの時点で、全く違う考え方の科学を追求していました。
ある時NASAで、「もしも石器の時代に飛ばされたらどうするか?」と聞かれた時、ゼノは科学の武器を作って独裁者になると言いました。それに対して白夜は、きっと世界の仕組みを知りたがる千空のような科学者が現れると言います。ゼノはもしそうなれば原始のストーンワールドでどちらが科学を極めるのか勝負すると不敵に笑います。
2人の科学者
それから数年後、高校生になった千空はゼノのメール講座でロケットや自家製ミサイルにも細菌やウィルスなどの生物兵器が搭載可能だと教えられます。知れるだけ知っとくべきだと千空はアフリカに飛び立ちました。そしてそれから色々な国に飛び立ち研究をすることになります。
その後千空は、白夜の魔法のクレカの有効期限が切れるので、更新の為にアメリカのNASAにやってきます。それを聞いたゼノは、千空達の待ち合わせ場所であるスペースシャトルのエンジンの前にいる千空の隣に何も言わず横に並びます。
2人は無言でそれを見つめ何も言葉を交わさずにゼノは立ち去ります。しかし支配のゼノと探求の千空、2人の表情は全く違うものでした。それが初めて2人の科学者の魂が交差した瞬間だったのです。
感想
今回は千空達の出会ったきっかけが分かる過去編でした。
以前から気になっていた、千空が何故そんなに科学機材を持っていたのかが分かってスッキリ!
宇宙飛行士には魔法のクレカなるものがあるんですね、なんと羨ましいことです。
ゼノと千空は科学を追求する目的は違えど、同じ科学を追い求める者としてお互いに興味があるんじゃないかな?と思ってます。本編に戻って2人が出会う事になれば、2人はどういう反応をするのか...。クールな2人より大樹が1番良いリアクションを見せてくれそうですね!