ダイヤのAact2の269話ネタバレあらすじと感想です。
毎回ランナーを背負いながらも要所を締める降谷。対する成宮は尻上がりに調子を上げてきます。
球速は150㎞を記録して、次々と青道打線を連続三振に仕留めていきます。
同じ投手として降谷と沢村は、成宮が今までとは違う雰囲気を纏っていることに気付きます。
ダイヤのAact2の269話ネタバレあらすじ
為す術なし
3回表の青道はツーアウトランナーなし。
バッターは初回にヒットを放った倉持です。
これは期待できますね~。
セーフティーバントの構えで揺さぶる倉持。
成宮のボールはアウトコースに外れてボール。続く2球目はフォークボールで落としてきました。
バットが空を切る倉持は、変化球にしては結構なスピードだと実感します。
マウンドでは上から目線の成宮。
対する倉持はやや気圧されているようです。
気の強いオラオラの倉持も成宮のプレッシャーを肌で感じています。
何というかヘビに睨まれたカエル?
カウント1-1からの3球目。
今度はインコースのストレートです。
成宮のピッチングに呆然とする沢村。
気負っている訳でもなく、冷めている訳でもないと、成宮の様子が掴めません。
甘い球が来るまで粘るつもりの倉持でしたが、最後はアウトコースの真っ直ぐに空振り!
成宮はこの回を3者連続三振で終えるのでした。
決勝戦という強豪校同士の対決でこの内容。
もはやレべチの成宮です。
自分を表現する
これぞ世代最強。
俺たちのキングが乗ってきた!
稲実側は盛り上がります。
ベンチに引き上げる多田野は冷静に増強を分析します。
多田野のニヤニヤが止まりません。
回転効率の上昇など目に見える説得力のほかに、成宮は数字では計り知れないものを備えています。
1年の秋から名門稲実エースナンバーを背負ってきた、成宮しか分からない孤独。
それは“エースとしての歩み”です。
まるで成宮鳴そのものをぶつけられている。
そんな感覚に降谷と沢村は驚きを隠しきれませんでした。
青道は沢村と降谷が互いに高め合ってきましたが、成宮は孤高の存在ゆえに一人。
成長の過程もまるで対照的です。
流れは渡さない
カットボールのほかに、ストレートも昨年より進化。変化球を活かすのも、そのストレートの威力があってこそ。
しかも成宮はチェンジアップを1球も投じていないのです。
イヤな流れを感じる御幸です。
しかし、沢村はこの事態を上等だと気合が入りまくり。
これこそ自分たちが目標にしてきた男だと、倒し甲斐があると破顔一笑です。
こういう嫌な雰囲気をプラスに変えるのは、沢村の長所ですね~。
沢村のエールに背中を押されて守備につく青道ナイン。
今度は降谷が躍動します。
本日最速の156㎞!
成宮に感化されたと感じる御幸。
負けん気の強い降谷の実力120%発揮!
普段は表情が乏しい降谷ですが、グラウンドでは非常に分かりやすい性格です。
果たしてこれが良い方に転ぶでしょうか。
感想
淡々とピッチングを続ける成宮。
一見静かにみえて球威は増すばかりです。
冷めた目線は倉持たちなど眼中にないようにも感じました。
次の青道は4番の御幸まで打順が回って来きます。
成宮が連続奪三振の記録をさらに伸ばすのでしょうか?
それとも御幸が打って待ったをかけるのでしょうか?
次の打席が楽しみです。