あやかしトライアングル第10話のネタバレあらすじと感想～視える視えないの世界

祭里とルー

教室でスマホのアプリゲーム「スイッチON陽師」について語っているのは祭里とルー。

意外と趣味が合う2人はすぐに仲良くなったようです。

すずとヤヨの2人は急激に仲良くなった祭里たちを意外そうに思いながら、体育の授業の着替えの誘いに来ました。

そこですずは気づいてしまいます。

祭里は女子の姿をこれ幸いとし、堂々と女子と一緒に着替えるつもりなのではないかと。

もしそうだとしたら、自分が盾になって……。

すずがそんなことを考えているとき、近くの物陰にはシロガネが潜んでいたのです。

シロガネの思惑

シロガネが潜んでいたのには訳があります。

狙いはやっぱり、祭里が持っている巻物です。

祭里は制服を着ているとき、背中に巻物を入れているので奪い取るのは至難の業。そこを女子生徒の混ざる着替えの最中ならば、多くの生徒が着替えるため祭里も気が散り奪いやすいだろう。という作戦です。

そして着替えタイムの始まりです。

チャンスをうかがうシロガネ…。

そんなシロガネの甘い考えは通用せず、祭里は早着替えにて終了したのでしたー。チーン。

同じ世界

着替えている最中、ふとルーが祭里のお腹を見た？とすずに尋ねます。

祭里のお腹には普通の人には視えない『性転紋』があります。もしやそれがルーには視えたの？！すずはドキドキするのですが…ただただ、へそを撮りたかっただけでしたー。

そうでした。

ルーは可愛い女の子を撮ることが大好きなのです。

思い出したすずは内心ほっとします。……が、そんな時間もつかの間、ルーは偶然祭里の背中にある巻物を激写してしまいます。

ひえーっ

どう言い訳しようか。

すずも焦りますが、祭里がとっさにキャラ付けとして誤魔化すことに成功しました。

妖が視えない人達には、自分にとって本当のことを打ち明けても、信じてもらえません。

どうしようもないことだけど大切な友達だからこそ、この事実をすずは少し寂しく思います。

同じように祭里も、ヤヨとルーは特に大切な友達になってきていて。

授業でのランニング中に祭里の胸をやたら見る男子から、ヤヨとルーは庇ってくれました。

女子の結束力！

普通の人には視えない妖。

それが当たり前のことだけど、友達であるこの2人には自分達と同じ世界が見えたらいいのに。

すずと祭里はそう思うようになっていました。

心霊写真

放課後祭里達が帰ろうとすると、祓忍専用アプリ「妖注意報」が反応しました。付近で性質の悪い妖が出やすい状況になってるようです。

そんな時ルーがヤヨと一緒に叫びながらやって来ます。

どうやら心霊写真が撮れた模様。

でも祭里達はそれどころではありません。

ルーに憑いているやばそうな妖が視えてしまったのです。

ルーが写真に捉えたことで、呪術的に捕らえてしまったと思われる妖の名前は異魂。そのまま憑きつづけているとルーの魄を吸い取り成長してしまう恐ろしい妖です。

そんな状態のルーを放っておくことはできません。

そこで祭里達はルーの家に行くことにしました。そのまま流れでお泊まりをすることになりますが、そこでルーがみんなでお風呂に入ろう、と提案するのでした。