ゆびさきと恋々のキャラクターとあらすじ~文字で聞こえない言葉を表現~

生まれつき聴覚障がいをもった大学生の雪と、大学の先輩である逸臣(いつおみ)との心温まるピュアで優しいラブストーリーです。

ゆびさきと恋々のキャラクター

雪(ゆき)

大学1年生。
生まれつき聴覚障がいをもってるけど、友達とのお話しは大好き。
他にもおしゃれとかわいい物が大好きな女の子。
補聴器を付けてるけどそれでもほぼ聞こえず、周囲との会話にはスマホを使うことが多い。

逸臣との出会いは、電車で困っている時に助けてもらったのがきっかけ。
耳が聞こえない自分にも、自然体で接してくれる逸臣に惹かれていく。

逸臣(いつおみ)

雪と同じ大学の先輩。
海外をあちこち飛び回り、バックパッカーが趣味で、日本語の他に英語とドイツ語が話せるトリリンガル。

マイペースながらフランクな性格で周囲に人が絶えない。

知り合ったばかりだけどいつも雪を気遣った行動をします。

りん

大学1年生。雪の友人。
逸臣と同じ異文化交流サークルに所属している。
雪が逸臣と再会出来るようにきっかけ作りをしてくれた。
逸臣の従兄であるカフェバーの店長・京弥(きょうや)に片思い中。

ゆびさきと恋々のあらすじ

主人公の雪は生まれつき音が聞こえない聴覚障がいがありますが、口の動きを読み取る「口語」とスマホでの筆談やジェスチャーを組み合わせて、友人とのおしゃべりを楽しむごく普通の(むしろ可愛い)女子大生です。

ある日、電車の中で外国人の方に話しかけられて困っていたところを、偶然居合わせた大学の先輩・逸臣に助けてもらいます。

雪はこのときの出会いから、音の聞こえない自分に戸惑わず自然に接してくれた逸臣に憧れを抱くようになります。

画像引用元:「ゆびさきと恋々」森下suu/講談社/デザート

2人の恋のはじまりシーン。何気ない日常の触れ合いですが少しの配慮がこの出会いを特別なものに変えます。

出会いって冷静に考えると何でもないことなんですよね

雪はさっそく友人・りんに相談します。

すると偶然にも逸臣のバイト先の店長がりんの片思いの相手だったため、一緒にバイト先に行ってみよう!ということに。

目標はもう一度会って、願わくば連絡先交換。2人はバイト先のカフェバーへ向かいます。

 

無事逸臣と再会することができた雪。
相変わらず、雪を特別扱いしない逸臣の自然体の姿に雪はますます心惹かれるようになります。

 

りんの後押しによって、カフェバーからの帰り道を雪は逸臣と2人きり。

せっかくの機会です。雪は勇気を振り絞って、逸臣に連絡先を聞きます。

すると

画像引用元:「ゆびさきと恋々」森下suu/講談社/デザート

素敵な返答!

ちょっと人との距離が近く、一見軽くも見える逸臣。

逸臣に惹かれる雪の気持ちは止まりません。

雪のピュアであたたかい恋心が動き出します。

ゆびさきと恋々の文字

主人公・雪は「聞こえない」ヒロインで、人とのコミュニケーションには、口の動きで言葉を読み取る「口語」があります。

口語で理解しているセリフの表現は、ちょっと薄めのセリフ

 

口語の聞き取りには限界があって、中には聞こえない言葉もあります。

雪がうまく聞き取れなかったところは言葉が横向きに表現されていて、読み始めでは違和感を覚えますが、読み進めるとなんだか癖になるんです。

例えば、逸臣が雪に口語が読み取れやすいよう、ゆっくりと単語をしゃべってる様子とか

画像引用元:「ゆびさきと恋々」森下suu/講談社/デザート

雪が手話とジェスチャーで伝えるシーンとか。

セリフがないまま見開きが終わってしまうシーンもあります。

綺麗な絵で描かれる人物は美男美女で、端々にしちりばめられたパンジーや舞い散る降雪がかわいい物が大好きな雪の世界を巧みに表現されていて、とても愛おしい世界を覗いているよう

さいごに

優しくてあたたかいに雰囲気にはめっちゃ癒されます。
もちろん恋愛面も見逃せない!ちょっと危険な香りがしないでもない逸臣とこの先どんな風に進展していくのか。楽しみです!