Thisコミュニケーション43話のネタバレ感想です。
血濡れイペリットに取り込まれたデルウハは、本体である初期イペリットに遭遇。
初期イペリットは会話ができ、デルウハは仕切り直して戦うことを提案。
7時間半後、ハントレスたちと血濡れイペリットの討伐に向かいます。
Thisコミュニケーション43話のネタバレ感想
ネタバレするよ
今回もすごく面白かったです。
血濡れイペリットの中では、取り込まれた人間の自我がのこっていて、ほぼ生きているのと同じ状態で会話ができました。
替舘さん、ハントレスが竜野と同じセリフいったから攻撃やめちゃうとか竜野大好きすぎる(笑)
みんな死んでしまってるけど、ナナとハチが木手井にあえて、心残りなく話せてよかった。
研究所で作られた赤ちゃんイペリット、可愛かったなあ。
人の会話を聞いてそだったからか、丁寧な話し言葉でした。
そんなほっこり時間を血濡れイペリットの中で過ごしたデルウハ。
そして、7時間半後。
ハントレスたちも目覚め、血濡れと再び戦闘に。
というのも、血濡れの中にいるときに初期イペリット(本体)が出現。
その場にいたデルウハ以外の者を殺しました。
デルウハ以外は、どうせ他人の自我をもった自分だしね。
どうやら初期イペリットはデルウハを殺したくてしょうがないようす。
しかし、他者と会話するのが初めてなので、それも楽しいのも事実です。
タイミングをみて、デルウハは仕切りなおして戦うことを提案したのです。
初期の発言内容はだいぶエグイけど、今ここでデルウハを殺さないのを震えるくらい我慢してるのかわいい…。
この漫画の敵はイペリットですが、正直かわいいと思うことが多いです。
初登場の見た目はどれもグロイんですが。
だって本能で人を殺しているだけで、恨みや快楽目的で人を殺してるわけではなさそうだから。
そう考えると、思惑ありまくりで人をコントロールしようとするデルウハのほうが悪に見えてくる不思議。
神父がいってたのもあながち間違いではないのかも?
Thisコミュニケーションは悪人が主人公なのかもしれません。
血濡れイペリットとの戦いもあっけなく終了。
もちろんデルウハたちの勝利です。
血濡れイペリット出現から数話かけて勝利をつかみましたが、
Thisコミュニケーションの面白いところは、
敵を倒す瞬間はあっさりだけど、そこまでもっていく間のストーリーが濃厚なんですよね。
1話ごとの情報量も多く、コミックスで読み返しても読みごたえがありそうです。
血濡れイペリット編はいったん終わりでしょうか。
つぎはどんな困難が待ち受けているのか、次回も楽しみです!