それでも歩は寄せてくる134局のネタバレあらすじと感想です。
七夕イベントで短冊に願いを書いた将棋部面々。
凛は思い余って歩を意識した短冊を書いてしまい、恥ずかしくて隠します。
だけど捨てきれず!
ひっそりと夜の学校に短冊を掛けに戻るのでした。
それでも歩は寄せてくる134局のネタバレあらすじ
末と未
どうして歩まで学校に?
(これはイベントフラグ発生か…!?)
いや違いました。
歩の短冊には誤字があったみたい。
勉強をしている最中に思い出して、わざわざ学校まで戻ってきたようです。
ペンまで持参で用意周到。
確かに短冊に書いてあるのは「期末テスト」ではなく「期未テスト」でした。
末でなく未(ひつじ)。
この微妙な違い、わかる?
願い事なだけに直した方がいい。
凛も呆れながら同意します。
曇りのち晴れ
歩は凛が夜遅く学校に来た理由を尋ねます。
最初の短冊を掛けに来たのか?
めざとい歩。
どうやら気付いていたようです。
こういうところが惹かれるポイントでもありそう…。
図星の凛は思わず顔が赤くなります。
モジモジする凛。
歩の質問を認めつつ、飾るのを躊躇します。
…あんまり良い願い事じゃない…。
短冊を握りしめる仕草が切ないです。
歩は凛の手元見て、それから急に視線を空へ向けます。
天の川がキレイだ。
…今日は曇りですが?
と、凛が空を見上げた瞬間、サッと歩が凛から短冊を取りました。
これは一大事。
見られたらマズい。
マズすぎる!
書いた内容は見ない。
歩はそう言ってくれるけど、きっと約束は守ってくれるだろうけど、もしもがあれば切腹モノです!
必死に止めようとするけど…。
凛の奮闘とは裏腹に、歩は至って真面目に短冊を結び終えました。
夜中に学校に来るほどの願い事だから…。
歩なりに凛の気持ちを察してでしょう。
でも、歩さん。
大事な願い事だろうとか真顔で言われたらまた惚れてまうやろ…。
こういうところ、素でいい男なんですね。
イベント終了
結局、短冊は凛が届かない高い位置に掛けられることに。
これで願い事が叶ったら歩のせい。
歩はその内容を知っているのか気になります。
するとどうでしょう。
空はスッキリと晴れて、満天の天の川が2人の視界を覆います。
こんなおいしい場面ですが、凛は晴れたと呟くだけでした。
校門を出た2人。
歩は家まで送ろうかと凜を心配します。
願い事が叶うといいな。
朴念仁もここまで来ると罪というものです。
人の気持ちも知らんようで。
余計なお世話ですと舌を出す凛が小悪魔的です。でもモヤっとした心は少し晴れたみたい。
自分の気持ちに素直になれますように。
帰宅の途に着く凛の願いが叶う日は来るのでしょうか?
…来ないだろうなぁ。
感想
夜の学校に突然の2人きり。
普通は何かありそうなシチュエーションなのですが。逆に何もないというのが、いかにもこの作品らしいです。
いつもと違うラフな普段着でしたが、凛は意外と着痩せするタイプ?
呆れたり、モジモジしたり、慌てたりと、表情が段々豊かになっていく凛。
最後はアカンベのデレ要素も外しません。
何となくセンパイよりも凛の方がヒロインみたい。…って、今回はセンパイの出番なかったのね。