~光くん登場~
前回登場した黒壌光くんは“護衛者”と呼ばれるモリキングの初めての臣下。その学名はブラテラ・ゲルマニカ、いわゆるゴ〇ブリです。
翔太は虫が苦手な姉・勝子に光くんが藍川家に住んでいると伝えるも、丸一日その姿を見ていない勝子は信じません。そこで翔太は光君を呼んでみることに。
わりとすぐに顔を出した光くん。虫が苦手な勝子は思わず叫んでしまいました。
光くんの調査報告
翔太は光くんに自分の部屋で寝るように言いますが、光くんは狭い所が好きだからと遠慮します。
"護衛虫"と呼ばれるモリキングの初めての臣下である黒壌光くんは素直な良い子で可愛い顔をしていますが、その正体は特に人類皆が苦手な虫でした。
既にモリキングで精一杯な勝子は今度こそ心を鬼にして光を追い出そうと誓うのです。
勝子の決意を知る由もない光君は、調査報告をしています。
彼のおかげで王候補残り3匹がこの町に来ているということが分かりました。
王同士惹かれ合うので所在が分かるのも時間の問題です。
もっとみんなの役に立ちたいという光くん。そんな前向きな光君の姿勢をみると勝子は追い出しづらくなってしまいました。
カブトムシへの密着取材
もっと人間界での暮らしに慣れたいと、光くんは王であるカブトムシの1日に密着することに。
その内容は一日中土の中にいる、木にしがみつくなど、まさに虫そのものの姿で、光くんは王のようにはなれない…と落ち込み出ていこうとします。
…勝子は心の中で『見習わない方がいいと思う』とツッコむのでした。
カブトムシと自らを比べ、やはり自分は害虫なのだ…自分は王のようにはなれないと光君は涙します。
同じく涙しているのは勝子達のママ。
なんでも結婚指輪をなくしたそうで、涙を流しているのです。
みんなでどうやって指輪を探そうかと考えます。
モリキングは自分が虫の力を使えるのは室外のみで、室内には適さないといいます。
そこで今回は狭いところの移動が得意な光くんにママの指輪探しを任せます。
ゴキ〇リである光くんの室内スピードは新幹線のトップスピードにも匹敵する程に速く、すぐさま結婚指輪を見つけ出すことに成功しましたー。
輝かしい功績を残した光くんにモリキングは害虫などではなく家族だと評し、感動してまたしても涙する光くん。
その光景を目にした勝子は『何匹いても変わらない』と諦めながらも光くんを認めます。でもいざ彼が勝子の手を握ると、失神してしまうのでした。