ミステリと言う勿れ13「ネガティブなポジティブ」のあらすじと感想をお届けします。
いつかの飛行機事故の一場面から始まります。
ほぼ垂直に雲の中を墜落していく飛行機の中で、ひとりの女性が必死の形相で誰かと電話をしています。
自分は生きて帰れそうにない。
そしてある事をー何があっても隠さなくてはいけないーと、落ちていく飛行機の中で叫ぶ女性の姿がありました。
ミステリと言う勿れ13のネタバレありのあらすじ
汐路からの依頼
大学の構内で花の観察を楽しむ整。
ふと聞き覚えのある声にした途端、思わずダッシュで逃げ出します。
その声の主は、狩集汐路。久々の登場!
整はいつかの事件で知り合い、彼女の身内の事件を解決したことがありました。
汐路はある依頼を持って整を訪ねて来ていました。
その依頼内容は双子を見分けてほしいというもの。
双子の姉妹
その双子を尋ねに、汐路にある豪邸に連れていかれる整。
そこで待っていたのは大手カバンメーカー P・ピジョン、東京支社長の瓜生でした。
その企業をトップメーカーに押し上げたやり手の女社長は、半年前に飛行機事故で亡くなっておりました。
今は新社長が後を継いでおり、会社の経営の方は問題ないのだけど、、
彼女の双子の娘に手を焼いているとの事でした。
双子の小学生、有記子と実都子。
その双子がしょっちゅう入れ替わってくるので、もはや誰にも判別が出来なくて困っている。
どちらがどちらなのか見分けて欲しいという謎の依頼でした。
本当の依頼主
その家には長年、家事をしている家政婦の夫婦がいます。
そんな彼らでも双子の見分けがつかず困っているそうなんですが…整はどうも納得がいきません。
そもそも周りが判別する必要があるのか。
自分たちが分かってるならそれでいいのでは?
周りの不便さより本人たちの意志を尊重する方が重要なのでは?正論を展開する整でしたが…反論されて怒った支社長は、整達を一旦 家から追い出してしまいます。
汐路がポツリと言いました。
本人の意志の尊重は大事だけど、、
子供のうちって自分の意志で動くというより人の影響を受けやすいのでは…
それを聞いて何かピンとくる整。
そして汐路には整に内緒にしている事があります。
それは、この依頼が我路から頼まれたものだという事でした。
ライカのアドバイス
その後、双子姉妹の家庭教師として迎え入れられた整でしたが、、姉妹からは歓迎されてない様子。
双子姉妹は整のことを伯父である瓜生のスパイなのではと警戒していました。
自分はスパイではないし、何か分かっても彼には知らせない。
ただ双子が入れ替わる行為が、単純に楽しくてやってるのなら何も問題ないのだけど、、
それを聞いて、整に対して少し見る目の変わる家政婦。
整に対して少し警戒を解いたっぽいです。
順番のわかる名前
家政婦は整に、双子の生前の母親について話します。
彼女は2人を愛情かけて育て、たくさん名前を呼んであげていたこと。
どちらかをどちらかと間違えることもなかったと。
自分が長女と分かる名前だったから娘たちにはそうしたくなかったけど、結局順番が分かる名前になってしまったと。
双子の名前は有記子(ゆきこ)と実都子(みつこ)。
ライカと足湯に浸かりながら双子のことを話す整。
彼はどうして入れ替わるのかより、入れ替わったことをアピールするのかが気になるようです。
そんな整に、ライカはそもそもの前提に疑問を投げかけます。
ライカからヒントをもらい、ひらめく整。
順番が分かる名前…
ーもしかして実都子(みつこ)じゃなくて違う読み方なのではー
彼女らの秘密
後日、整は双子に庭に出ようと、屋敷の外に2人を誘い出します。
双子の上着を持ってきた家政婦に彼女らの叔父である瓜生はこの屋敷によく来るのか質問します。
滅多に来ないと聞いて疑惑が核心に変わる整。
ここに来ない瓜生が双子の普段の行動について知っている。
……
盗聴器
カメラ
もしくは誰か密告者がいるかもしれない。
だからコッソリと…。
整は双子に向けて、自身の推理した彼女等の秘密について話し出します。
その秘密の話は衝撃過ぎました。
感想
本当の依頼元が我路だとは知らずに、今回も難事件に巻き込まれていく整でしたが、、
ライカのアドバイスのおかげもあって、見事なにがしかの糸口を見つけた模様です。
次回、整の推理に期待、、!