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青のミブロの29話のネタバレあらすじと感想~それぞれの役割

青のミブロの29話ネタバレあらすじと感想です。

団子屋を訪れたいかにも高貴な少年・菊千代。

彼を追うように男たちが押しかけ、突然抜刀。

店内は大混乱でした。

今回はそんな菊千代の正体に大混乱です。

青のミブロの29話ネタバレあらすじ

 

 

 

ここからは

ネタバレするよ!

 

助っ人

 

菊千代を匿う形になったミブロ少年隊。

何を聞かれても菊千代はダンマリですが、事態は好転せず白服は外で待ち構えています。

 

ようやく観念して事の経緯を話す菊千代。

彼が言うには、道すがら男が突然斬りかかってきたというのです。

その場は使いの者が対応し、菊千代はどうにか団子屋に逃げ込んだ。という経緯だった模様。

 

 

 

どうやら白服との話し合いは無理のようです。

相手の正体はまるで分かりません。

しかし命を狙われる理由は沢山あると、菊千代は平然と答えます。

何しでかしたと慌てる太郎。

無理ありません。

 

その時です。

急にお店の入口がガタゴトと。

参上したのは土方、沖田、東堂の3人。

ミブロの仲間たちが駆けつけたのです。

これは心強いですね!

 

ひかえおろう

 

土方との再会にテンションが上がる婆ちゃん。

けひゃひゃーって、マジ照れです。

 

一方沖田は店の周囲から殺気を感じ取っていました。

既に姿を隠した白服。

だけど気配は感じ取れます手練れが5〜6人というところでしょうか。

 

 

改めて事情を聞きとる沖田。

すると土方には何やら思い当たる節がありました。

 

・・・菊千代

 

 

 

 

うーむ・・・。

ピンポーン!

思い出しました。

 

まさか将軍さま?

菊千代とは幼名。その正体は徳川家茂

時の十四代将軍、その人だったのです。

 

な、なんだって〜

目の前におわすはお方とは、この国の最高権力者でした。

マジがと誰もがパニクります。

そんな中、光の速さでヨイショする太郎。

処世術!

 

店内は浮かれていますが、状況はシビアになるばかりです。

ともかく家茂公を二条城までお連れしなくてはなりません。

ではどうするか?

まずは夜まで待つとして。

におに考えがあるようでした。

 

ミッション イン ポッシブル

 

迎えた宵の月。

ミブロたちは覚悟を決めました。

 

別れ際、家茂は婆ちゃんに頭を下げます。

婆ちゃん、将軍様でも気に入らないと口憚りません。

 

上には上の、下には下の役割があるというもの。

命を粗末にするなと背中をバンと叩きます。

婆ちゃんスゲェ。

家茂は気持ちが少し軽くなったようです。

 

外で待ち構える白服とその暗殺者一味。

狙いはもちろん将軍の命。

生か死か。

ミブロ最大の任務が始まろうとしています。

 

 

感想

 

文久3年という激動の時代。

将軍の座に就いたのはまだ十代の若君でした。

この辺りの経緯は色々と複雑なので割愛しますが、元々、土方たちは将軍の上洛に伴い江戸から馳せ参じました。

結果的には家茂の護衛をするこになり、願ったり叶ったりなワケで。

歴史的に家茂とミブロの接触があったかは不明ですが、これが歴史マンガの面白いところです。

本来、将軍様といえば水戸黄門よろしく誰もが土下座をする偉い人。

それが昼間に堂々の暗殺未遂ですよ。

今の徳川家の地位を如実に表すエピソードです。

家茂といえば公家和宮とのおしどり夫婦ぶりが有名ですが、この時点で既婚者だったりします。

出来ればノロケ話の一つや二つも聞いてみたいところです。

まずは目の前の危機を如何に切り抜けるのか。

におのアイデアに期待です!