青の花 器の森、第30話のあらすじと感想をお届けします。
柄のデザインが浮かばず悩む青子のために、内緒でろくろを回していた龍生。
出来上がった試作品を見た青子の反応は、彼にとって意外なものでした。
青の器花の森30話のネタバレありのあらすじ
試作品のマグカップ
青子のためにこっそり作ったマグカップ。
作品のイメージが湧くようにと、龍生がこっそり用意したものです。
今日も会社で居残りしながらため息をつく青子に、龍生は試作品を見せてみることにしました。
青子、大興奮。
いつもだったら、ここで絵付けのアイディアがポンポン浮かぶところ!
ですが、青子は絵付けをしないほうがいいと判断します。
予想外の反応に静かに動揺する龍生。
問題の食事会
そうこうする内に、功との食事会の日がやってきました。
青子にとっては図案の締め切りのようなもの……。
依然としてアイディアが無く、しのぶに泣きつく始末です。
その時ちょうどかかってきた功からの電話に、食事会は1人で行くと伝える青子でしたが…龍生が2人の通話に割り込み自分も参加すると話します。
更にしのぶまで割り込み参加表明し、結局4人での食事会となりました。
元彼のトラウマ
功が手配した食事会の会場は……青子が元彼と話し合いをした店でしたー。
しかも同じ席です。
心配するしのぶに、青子は龍生の言葉を借りて大丈夫だと伝えます。
青子も過去のトラウマを乗り越えようとしていました。
そして食事会が始まり、中学時代の昔話に花が咲く元美術部員の3人。
植物モチーフの柄
話がようやく本題に入り、アイディアが何も出なかったことを素直に謝る青子に対し、逆に丸投げだったことを謝罪する功。
青子の最近の作品が見たいという功に、龍生がすっと横からタブレットを差し出し画像を見せます。
2人の初めての共作である一輪挿しや、雨粒皿、入れ子の器まで、全て龍生が綺麗に撮影してくれていたことを知り、照れてる青子。
作品を一通り見た功が一番気になったこと、それは青子が大好きなはずの植物のモチーフが無いことでした。
中学時代によく描いていた植物モチーフ柄の作品を久々に見たいと。
その言葉で龍生の心に変化が生まれました。
龍生は作った試作品の画像を功に見せ、積極的にプロジェクトに参加する姿勢を見せます。
それを見て何だか嬉しそうな青子でした。
龍生の本心
食事会は無事終了し、お店の外で話す龍生と青子。
龍生がプロジェクトに参加してくれるのを嬉しい!だけど最初に「やる」と勝手に返事してしまったことを謝ります。
すると彼の方でも大人げない態度をとっていたことを申し訳なく思っていた様子。お互いに謝り合いになりました。
そして、そっぽを向いていた理由は、自分の知らない時代の青子を良く知る功に対する嫉妬だったと白状しました、、。
素直に白状し頭を下げる龍生が可愛くて仕方がない青子。
全ての誤解が解けた2人はそのまま月夜の雑木林の中へ。
そこで見た景色から大きなひらめきを得る青子でした。
感想
ツンデレが素直になる瞬間、たまりませんっ!
不器用男子、最高ですっ!
あとは癒しをくれるしのぶちゃん。
功が何度も、青子のトラウマを煽るようなKY発言を繰り出すんですが、その度に場を収めてくれるしのぶの存在がありがたかった。
そしていつもは龍生の作る器に刺激される青子ですが、今回は昔の自分をよく知る後輩の言葉から創作のヒントをもらえたみたいです。
いよいよマグカップに絵付けが入りそうな展開。
出来上がった作品を前に喜ぶ2人の姿を早く見たい!