兄の嫁と暮らしています93話のネタバレあらすじと感想をお届けします。
離れても仲良くしていられるかな。
志乃の進路は、前回の話の流れでなんとなく方向性が見えてきました。
相談を受けた希はもちろん志乃のこの先を応援!
その一方で、これからの環境の変化にひとり物思いにふけるのでした。
兄の嫁と暮らしています93話のネタバレあらすじ
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女子のもめごと
舞台は希の職場。
職員室で希は思案顔です…。
思い出してるのは志乃の進路の話。
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進学クラスを選んだ志乃。
希はもちろん応援します。
なんなら勉強にはっぱを掛けちゃう!
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そんなやり取りを思い出しながら、希先生、職員室で元気がありません。
同僚の諸星先生から仕事の進捗を聞かれ、つい子供みたいな返答をするくらい元気がありません。
そんな中、子供たちからのSOSが飛び込んできました。
問題は距離じゃない
「たいへん!」
そう聞いてやってきた現場では、女の子二人がそろって大泣きです。
訳を訊いてみると…片方のお友達が転校するそうで……。
泣くだけ泣いた子供たちと話を始めようと、気持ちを聞き出すと女の子2人の感情は大爆発です。
- 友達が転校しちゃう寂しさ。
- 教えてくれなかった疎外感。
- 離れたら自分を忘れるんじゃないかって不安。
わっちゃわちゃぶつけ合います。
そこで希と一緒に聞いていた諸星先生が、耳の穴をほじりながら一言。
小学生の頃の友達は一生の友達じゃない。
冷たい大人の発言に引く子供たち。
胸ぐらをつかむ希。
だけど諸星先生は続けます。
みんな進学して就職して、それぞれ環境は変わり、新しい場所で、新しい関係を作っていく。
そんな中で自分は小学校の頃の友達の連絡先なんて一人も知らない。だけど友達と過ごした時間は覚えてる。
元気にしてるかな?って今でも思う。
離れてても仲良くしてたいなら、ネットもあるし手紙もある。
それよりなにより、今、一緒にいられる時間って大事なんじゃない?
諸星先生。
なんてこと言うんだ!!!って思いきや、真理だった。
甘えモード
諸星先生の言葉は希にも刺さりました。
自宅に帰った希はなおも思案顔。
ソファーにうなだれこれまでのことを思い出します。(なぜか色っぽい…)
そこへバイト帰りの志乃ちゃん登場~。
ソファにぐったりしてる希を発見し心配します。
仕事に疲れたという希からじっと見つめられ、手を伸ばされ…思わず手を取る志乃。
甘えモード?と聞かれると、また子供みたいな返事をする希なのでした。
感想
諸星先生。いい。
転校前に離れたくなくてケンカする微笑ましい小学生女子に、「お前らは一生の友達じゃないんだよ」なんて告げるとんでも先生だ!って思ったけど…話を続けられると納得。
たしかに小学生の頃の友達の連絡先、あんまり知らないや。
SNSでたどれば見つかるだろうけど、そこまでして会いたい人にはもうとっくに会ってて、つながってる。
それくらい大切な友達とはお互いどこにいても、どこに所属しても連絡とりあってたもの。
そうとなれば、今一緒にいられる時間が大切だよね。
諸星先生も先生なんだなぁ。
ちゃんと考えてるんだなぁ。
あと、元気ない希。可愛いなぁ。