母親の再婚によって、新しい家族との新しい生活。
そんな糸の前に現れたのは、個性豊かな4人の弟たちで…。
いきなり4人の弟のお姉ちゃんとなりバタバタの新生活の始まりです。
うちの弟どもがすみませんのあらすじ
蓮井糸(はすい いと)改め、成田糸は、母親の再婚により高校1年生の春休み、新しい土地で新しい家族との新生活を迎えようとしていました。
新しい家族と初対面の日、新居に入ってビックリ!!
糸を迎え入れてくれたのは、イケメン四兄弟だったのです。
昔からほんわかしていた母の影響により、ある程度のことには慌てず驚かず、しっかり者として母を支えてきた糸。
しかし、この展開はさすがに予想できずキャパオーバー。
どうやら糸は親子3人暮らしになると思ってたようで、それをいきなりイケメン4人のお姉ちゃんとなったのです。
不安は残るものの、母が選んだ新しい旦那さん(義父)と、その家族と早くうまくやっていきたい!という思いで、糸は兄弟に歩み寄る努力を始めるのでした。
奮闘する糸ですが、長男の源だけはなぜか冷たく当たるのです。
糸は「成田家には、お姉ちゃん(自分)なんて必要なかったんだ...」
なんてすっかり落ち込み、委縮してしまうのですが、源にも事情があるのです…。
登場人物の紹介~
成田 糸(なりた いと)
旧姓は蓮井。高校2年生。
母親の再婚によって、大好きな親友たちと離れ、新しい街へ引っ越す。
新しい家族との新生活早々、いきなり成田家のイケメン4人兄弟の姉となる。
おっとりした母の影響もあり、家事全般を難なくこなすしっかり者。
気遣い屋で、周囲に本音を上手く言えないところがある。
成田 源(なりた げん)
成田兄弟の長男。高校2年生。
糸とは、誕生日が1日違いで弟になる。
不器用な性格で、人に甘えるのが苦手。
実の母親が亡くなってから一切弱音を吐かず、兄弟を支えてきた。
人一倍家族思い。
成田 洛(なりた がく)
成田家の次男。高校1年生。
落ち着いた性格。
周りの状況を見て、空気を読んだ行動ができる。
兄弟間のバランスを上手に保ってくれている人物。
成田 柊(なりた しゅう)
成田家の三男。中学3年生。
極度の恥ずかしがり屋。
家族にもその姿を中々見せない。
糸は入居初日に姿を見たので、家族に驚かれる。
成田 類(なりた るい)
成田家の四男。小学3年生。
末っ子で人懐っこい性格。
可愛いものが大好き。
最近、でかいカエルを拾ってペットとして飼い始めた。
あまり空気は読めない。
感想
作者であるオザキアキラ先生はギャグセンスやキャラクターの描き方が上手な作家さんです。
今回の作品も期待大です。
一つ屋根の下に同じ年頃の男の子がたくさん…って考えるだけで大変だけど、イケメン揃いって……。
四兄弟の長女として、糸ちゃんの苦労は絶えなそうですが、楽しく見守っていきたい作品です!