マリエルクララックの婚約25話のネタバレあらすじと感想です。
前回ミシェルの生存が確認でき嬉し涙のマリエル。
…が一転。火のついた小屋に全員閉じ込められるという大惨事に!
この未曽有の危機に、全員が冷静な判断で乗り切っていきます。
安定のテンポの良さで痺れること必至です。
マリエルクララックの婚約25話のネタバレあらすじ
その前に!
ちょっとだけ、個人的評価です。
ほのぼの ♥♡♡♡♡
キュン度 ♥♥♡♡♡
甘い度 ♥♡♡♡♡
命の危機に瀕した状況なのに、どうしても楽しく読めてしまうのはマリエルとリュタンの掛け合いが面白かったから!
そして、決して『…キュン』となるシーンはないはずなのに、リュタンがマリエルにかける言葉に思わずキュン…。
お許しください。シメオン様。(笑)
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ネタバレするよ!
窮地
燃える山小屋に閉じ込められた4人。
- マリエル
- シメオン
- リュタン
- ミシェル
ご丁寧に油を撒かれたため
火の勢いは激しさを増すばかりです。
最悪の状況ですが、
ドアを破り開くのが最善。
まっさきに判断したミシェルに代わり、シメオンとリュタンが体当たりを繰り返します。
煙が蔓延し呼吸が苦しく目には涙が…。
マリエルが辛さに耐えがたくなるころ、ドアが破られ何とか外へ…。
その直後、小屋が炎にのまれ崩れ落ちました。
シメオンは休む間もなくギャストンを追いに向かいます。
残念ながら動かせる馬は2頭のみ。
全員で向かうのは無理です。
シメオンはしぶしぶ
マリエルをリュタンに任せて馬に乗り、手を出したら命はないぞと暗に脅してから出発するのでした。黒シメオンにときめくマリエル(笑)
リュタン絡みの窮地
シメオンが動いた。
マリエルの中ではこれだけで、ギャストンについて解決を見ました。信頼感が半端ありません。
あと気にかかることは…
ミシェルの気持ちや状況です。
彼女の財産を盗んでいったギャストン。
少なくとも一緒に逃走するに至ったからには何らかの関係があったはず。裏切りは辛いものです。
彼女を気遣うと、
なんと彼を頼ったのは脅されてたから。
元より信頼関係なんてなかったようです…。
なんでもミシェルの秘密をやつは握っていたのだそう。
足音がする。
その話を突然リュタンが遮ります。
かなりの数に囲まれてるようです。
相手に心当たりのない一行…
と思いきや。
リュタンだけが相手に心当たりがあるそぶりを見せます。それだけでマリエルはピンときました。
リュタンを狙うラビアの人間!!
王族の縁談を壊すため、チャルディーニ伯爵(リュタン)に同行してほしいという彼ら。人数は軽く10は超えています。
なんならマリエルも、王家との交渉に使えると踏んでご招待くださいます。お顔が気持ち悪い…っゾゾゾッ
もちろん突っぱねると考えるマリエルですが、リュタンは悩んだそぶりを見せます。
従うの?!
マリエルに問われ
どうしようかな~
と返事を保留。相手の人数の多さがネックみたい。
煮え切らないリュタンを見切ったマリエル。
どのみち自分たちがこの場にいても足手まとい。ミシェルと2人だけで逃げよう!思い切りの良さに痺れますっ
判断すると同時にリュタンも賛同。
(賛同すると同時に口説き文句)…息の合う2人です(笑)
マリエルはリュタンに背を向け走り出します。
リュタンは数人を相手どり体術で勝負。
彼女たちが逃げ切る時間稼ぎにも見えますが素早い身のさばきで次々撃破していきます。わかりやすい絵だからバトルシーンも見やすいっラブコメなのにっ
彼の背後でマリエルの名を叫ぶミシェルの声が!マリエルピンチです。
同時にダリオの名を叫ぶリュタン
どこからか現れたダリオにより、マリエルを襲う男は一瞬でKO
あとは金髪筋肉がこの場をしのぎます。
マリエル疾走
ミシェルと馬に乗れたマリエル。
走り出す彼女たちの背中をリュタンと金髪筋肉が守ります。別れ際のリュタンのセリフになぜかキュン…。この2人には恋愛の枠にはまらなくても確実に何らかの絆がありよる…。
馬に乗れるといっても、雪深い林の中です。
それにマリエルは淑女。
早駆けなんて教えてもらっていません。
追手が迫ります。
今は木々が邪魔をしてるけど、平地に出れば一気に囲まれるのが想像つきます。
1人なら早く走れる。
それに狙われてるのは自分。
マリエルはミシェルに馬から飛び降り隠れるようお願いします。深い雪があればケガはしないはずです。
このまま2人で捕まってしまうよりは…
彼女の判断にミシェルも従います。
飛び降りた彼女の安全が確認できたあと、すぐに平地に出てしまいました。
懸命に馬を走らせるマリエル。
ですが複数の追手に、徐々に追い詰められます。
しまいには直接手を掛けられてしまい
落馬。
それでも
這ってでもその場を離れようと体を動かします。
ドドドドドドドド
そのとき、多くの馬が駆け寄る音が。
殺すな!
彼女の近くに寄った騎乗の人はシメオンに向かって大声で命令します。
王子殿下です。
そして、驚きと怒りが入り混じった表情のシメオンがいました。
彼の姿を見ただけで、全てが解決したと安堵するマリエルなのでした。
感想
マリエルがおっとこまえ~な回でした。
彼女の行動力、決断力にしびれた。ふひ。
それにしてもリュタンとの会話のテンポが良すぎます。
リュタンが飽きずにちょっかいかけるのも仕方なしです。
見てて爽快ですもん。
マリエルが判断を下すと同時に実行に移す相性の良さといったら…。シメオンとはまた違うベクトルでの良さがあります。
リュタン派かシメオン派か
もしかしたらあるかもしれないけど、私はその点節操なしでござる。
面目なし。
いつもはシメオンとのSMプレイ(誤解)にキュンキュンしてるんだけど…。今回、シメオンとの掛け合いはほぼなく、リュタンとのが断然多かったからつい…。
これはこれで、
全くもって面白うございました。