殉国のアルファ11話のネタバレあらすじと感想〜王妃様、お拭きになって！

殉国のアルファ11話のネタバレあらすじと感想です。

王妃の危機を救ったルイ。

これで懲りたかと思いきや、今回も王妃・マリーが奔放に振る舞います。

もう、奔放も奔放に…。

読みながら何度も『お拭きになって！』と願った回です。

殉国のアルファ11話のネタバレあらすじ

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ここからは

ネタバレするよ！

マリーの企み

前回、怪しい集まりに顔を出し危険な目にあった王妃・マリー。

なのに今回も仮面舞踏会に参加するんだとか！

フランが必死に引き留めるけど…。

ノリノリのマリーは止まりません。

確かに仮面があれば誰かわからないし、仮面がなければただの美男子ではある。けど。

先日のこともありフランは心配そうです。

何だかスッキリ発散してしまいたい！

口ではそう説明するマリー。

だけど彼(彼女？)にはある企みがありました。

フランを置き去りにすること。

あの夜。

ルイと結ばれたかに見えたあの夜。

実は口づけしたかに見えて、抑制剤を口移しされていたマリー。

夢は叶わなかったんです。…切ない。

そして女(?)の勘なのか、フランがいるとルイの心がより離れていく気がしていたそうな。す…するどい！！女も男も関係なく、人ってめっちゃ好きな人を想うと超絶勘が良くなるのだろうか。

ともあれ。

場内に入るやいなや、さっそくフランを撒いてしまうマリーでした。

(またしても)ルイ登場

一方、舞踏会の場外にて。

平凡ながら人の良さそうなベータの男性がおります。

ルイは突然、その男性に銃口を突きつけます。

……？

キョトンな展開です。

けどこれ、読み返してみるとなるほどな行動なんです。

冗談だ。

誰かをびっくりさせてかった。と皇室ジョーク(?)で銃をしまうルイ。

早々に2人は別れ、ベータの男性は会場へ。

そして男は会場近くで、華奢な少年を見かけるのでした。

運命の出会い

華奢な少年…に見えたのはマリーです。発情してます。

ベータな彼でも抗えないほど強烈に発情するマリー。

これはルイが近くに来てるからなのか。

目の前の彼に会ってしまったからなのか。

わからないけどオメガの放つ強烈なフェロモンで2人とも限界でした。

…マリーは泣きながら、初対面の男性に縋りついてしまいました。

一方、ルイとクレリ。

おそらくマリーとベータの男性が出会うと同じ頃、なにやら深刻な話をしてます。

クレリの口ぶりでは、ルイはあの男性を始末するべきだったそうな。

その理由が結構重い。

ちなみに今回は、いろいろ重くてグロかった。うぷ。

あのパッと見普通のベータのお兄さん。

彼は近い将来マリーと深い仲になると、ルイが予見した人物です。

妻の未来の愛人と知るって…ルイの胸中もつら過ぎます。

そうそう、ルイがマリーと夫婦関係を持たないのは悲惨な未来を予見してのこと。

【子供は作らない】と強い意志を持っていそうです。

事実、いまだに夫婦関係はありません。

それなのに、どう予見しようとも彼らの間には子供がいます。

子供がいない未来が予見できない。

ついでに言うとマリーが自分以外の相手と結ばれるシーンも予見してしまってます。

今日と同じような満月の夜。

不貞の現場

その頃、きれいな満月の下でまぐわう男女が。

言わずもがな、マリーとベータの男性です。

発情して抑えきれなかったとはいえ、最中もずっと心が痛そうなマリー。

お相手のベータの男性はオメガとの交わりに夢中です。…とってもいいらしい。

彼の名はフェルゼン。

この先マリーが大層心惹かれるお相手なんだとか。

そう言い当てる予言能力のある夫・ルイの心は沈むばかりです。

感想

開放的な外での情事のあと…

マリーは彼をポカッと殴って、泣きながら走り去るんだけど、このシーンがもう…。

お願い王妃様、お拭きになってください。

せめて服をお召しになってください。

って何度も脳内でお声がけしたくなるほど、なんていうのか。

うん。

ドロドロ。

女性目線の漫画の描写では珍しいほど、あの液体が生々しく噴き出してて。でもそうであればあるほどマリーの心を思うと辛くて仕方ない。

相手がルイじゃないなんて。

それで、…ドロドロ滴らせながら男の元から走り去ってくんだけど、ここまで誇張した描き方をされると。

そしてルイの話の肝になってる【子供の存在】を考えると、このとき懐妊したのかしら？って思い至ります。

だけど、誇張しすぎ！（笑）

絵が綺麗だからギリセーフだけど…。いや綺麗だからこそより生々しいわっ（笑）

あ、いわずもがなですが嶋木あこ作品、どれも好きです。生々しさ含めて。

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