ミステリと言う勿れ、今回番外編です。
整が鳩村一家のいざこざに巻き込まれる前のこと。
生前の愛珠の足取りを追っている我路一行は、捕まえた羽喰十斗からある人物のことを聞き出しました。
その人物とは心理カウンセラーの鳴子巽。
彼がが愛珠の死に深く関わっているのではないかと踏んでいた一行は…。
ミステリと言う勿れ番外編のネタバレありのあらすじ
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潜入捜査
我路は帽子に眼鏡、手にはグローブといういかにも怪しい出で立ちでコンビニで食料を買い込んでいます。
用事を済ませたあと、マンションへ…表札には鳴子巽の名前。
玄関で自分の靴を袋に入れ、鍵を元あった場所に戻し。
浴室の天井のふたを開け、天井裏に鮮やかに忍び込んでいく我路。かなり手慣れてます。
鳴子巽
一方、鳴子巽が働くクリニック周辺では、いとこのハヤがターゲットを張っていました。
鳴子は都心の一等地にメンタルクリニックを構えるイケメン人気カウンセラーです。
メディアで見かけることもあるほどの著名人。
だけど実際の暮らしぶりは地味で早寝早起き。
我路達の張り込みによって鳴子巽の実態が少しずつ見えてきたもようです。
一見、事件に関わっていそうな黒い部分は見えないのですが、そういう完璧な人ほど怪しいという気も。
鳴子巽の診療記録
オトヤの話では、我路が鳴子の部屋から盗んできたパソコンのデータには愛珠の診療記録は無かったとのこと。
鳴子という手掛かりをくれた羽喰十斗のも無いようです。
愛珠に関して、手がかりがつかめそうでつかめない。
そんな中、他の患者の診療記録で気になるものを見つけた我路。
患者の名前は鳩村一葉
整が事件を解決した3つ子の母親です。
彼女も鳴子巽のクリニックに通っていた…。何だか全て繋がっていますね。
鳩村一葉の診療記録
一葉は鳴子のカウンセリングで、6歳の時の辛い記憶を掘り起こされていました。
そこで鳴子の声に導かれて、妹は自分の不注意で亡くなったのではなく、誰かに殺されたのだという結論に落ち着いた一葉。
別の診療記録には、一葉が3つ子を妊娠したことを鳴子巽に告げているものがありました。
自分の妹の時のように殺されてしまうかもと頭を抱える一葉に、鳴子がある提案をします。
殺されないように3人目を隠しましょう
でも教育は受けてほしい。
そこで入れ替わることに!
なんと3つ子に入れ替わるように指示するというのは鳴子巽のアイディアでした。
この心理カウンセラー、かなりグレーな感じ、、。
『この人はその後どうなったんだろう』鳩村一葉のその後が気になる我路でした。
感想
今回の鳩村一家3つ子入れ替わり事件の導入部分のような番外編。
我路の『この人はその後…』の疑問が、今回の整への依頼につながったんですね!
それにしても一連の事件の中心人物と思われる鳴子巽、得体が知れなくてかなり怪しい、、!