田舎から東京の高校へ出てきたピュアな田舎娘と、東京へ飛び出すきっかけをくれたクールでオレ様な都会男子のほんわかラブストーリー。
今回はタアモ先生の「あつもりくんのお嫁さん(←未定)」のあらすじ、キャラクターと魅力を紹介していきます。
あつもりくんのお嫁さんのあらすじ
\ あらすじ /
中学生で田舎育ちの錦(にしき)には、親が決めた許嫁の宝(たから)くんがいるのですが、気乗りしていません。
それは、許嫁の相手が錦の大親友の好きな人だから。
2人と自分のためにも田舎を離れたいと思っていた時、東京からきた敦盛(あつもり)くんと出会います。
「俺と駆け落ちするか」という彼の言葉に大きく影響を受けた錦は、上京を決意し猛勉強!
彼を追って都会の高校へ無事進学を果たしますが、学校で再会した敦盛くんは錦のことなどを覚えていないと言って…。
登場人物紹介
錦(にしき)
本作のヒロインで、勉強が大好きな田舎育ちの女の子。
親同士が決めた許嫁がおり、相手との関係は悪くない…けれど自分の親友がずっと想いを寄せている相手だと知っていて思い悩む。
そんなときに、東京から来た敦盛と出会い強く惹かれ、彼の言葉と存在だけを頼りに、単身での上京を決意した。
都会での暮らしは思うようにいかない時もあるけれど、持ち前の前向きさで進んでいく頑張り屋さん。
田舎から出てきたばかりで、かなりの方向音痴。
そして東京でなんとか再会できた敦盛はかなりそっけなくて…。
敦盛(あつもり)
東京育ちで医者の息子で頭脳明晰。
錦のことを「イタチ」と呼び、言葉はちょっと偉そうなオレ様男子です。
田舎では錦の祖父を通して顔を合わせることになり、許嫁のことで悩んでいる錦を見て、自分と駆け落ちをするかと提案する。
そのプロポーズは直後に訂正するあたり、錦に特別な感情があるというよりも、彼自身が家の厳しさから逃げ出したい気持ちの表れのよう。
基本無表情な彼だけど、本当に自分を追って都会に出てきた錦と関わるうちに楽し気な表情が増えていく。
かのか
錦の小さい頃からの大親友。
可愛くて勉強もできる女の子。
宝くんに恋心を抱いているけど、錦の許嫁と知ってからは気持ちを隠すようになった。
錦には隠しているけど、今でも密かに思いを寄せている様子。
宝(たから)
錦の父親の亡くなった親友の息子であり、親同士が決めた錦の許嫁です。
結婚に前向きになれない錦とは違って「親父の遺言だから」と結婚を受け入れている様子に見えます。
錦への好意の有無はまだ不明だけど?
あつもりくんのお嫁さんの魅力
あつもりくんとの恋の行方
俺と駆け落ちする?
敦盛からするとその場の戯言として放った一言がきっかけで、友達も家族もいない東京に一人上京してきた錦。
友達もおらず、勉強でもついていけず、道にも迷い落ち込むことも…。さらに東京で再会した敦盛はかなり他人行儀で冷たい…。
敦盛だけを頼りに出てきたようなものなのに……。ホロリ
でも自分で頑張ろうとしていると、気が付けば敦盛に助けられていて迷惑をかけたり憎まれ口をたたき合ったり…そうこうしているうちにもともと憧れてた敦盛に錦はどんどん惹かれていきます。
敦盛の方も自分にはない彼女の真っ直ぐさや、健気さに触れていくことになって…。
2人がすこしずつ距離を縮めていく様子は、遅すぎず早すぎずのちょうど良い塩梅。恋に不器用な2人ゆえにほっこり胸きゅんできる内容になっています。うえ、作者のタアモさんの柔らかい画のタッチも加わり、自然と心を優しくさせてもらえる作品です。
作者タアモ先生の絵柄が素敵!
作者タアモ先生の描く柔らかくかわいらしい絵柄が、何事にもひたむきに頑張る錦の雰囲気とピッタリマッチ。
個人的には背景の効果もツボです。
キャラの絶妙な掛け合いは読めば読むほどクセになります。
まとめ
2人の恋は成就し、無事に「駆け落ち」は成功するのか⁉
テンポの良い掛け合いと今後の展開に期待大な作品です。