※このページにはアフィリエイト広告を利用しています

宵の嫁入りの登場人物と魅力を紹介

純粋ウブ女子高生×腹黒イケメン弁護士の政略結婚ラブストーリー。

この結婚には、裏のまた裏がありすぎます。

次々と明かされる真実に読み進める手が止まらなくなる作品です。

宵の嫁入りのあらすじ

\ あらすじ /

唯一肉親だった祖父を亡くした高校生の三条宵(さんじょう よる)の前に現れたのは、幼いから憧れのお兄さんだった弁護士の月島暁人(つきしま あきと)。
天蓋孤独となった宵は祖父が残した屋敷を守るため、祖父の遺言書に従って月島との結婚を決めるのでした。
月島もまた三条家の屋敷を手に入れることが目的なのかと思いきや、どうやらこの結婚にはある裏事情が隠されているようで…。

宵の嫁入りの登場人物紹介

月島宵(つきしま よる)

17歳の現役女子高生。旧姓は三条。

亡き祖父の屋敷を守るため、月島との結婚を決意する。

愛のない政略結婚と思っていたが、結婚生活を送るうちに月島に好意を抱くようになる。

恋愛経験は全くなく、強引な月島からの溺愛ぶりに翻弄される日々を送っている。

うぶで単純のなので、月島を喜ばせようと家政婦の富子の悪知恵をうのみにして暴走することがある。

月島暁人(つきしま あきと)

クールなイケメン弁護士。27歳。

宵の祖父が残した遺言状に従い、溺愛している宵との結婚を果たす。

三条家との間には特別な裏事情があるようだが、宵のは秘密にしている。

宵の前ではとても優しい旦那だが、実はとても腹黒。

人に執着しない性格だが、宵だけは別格で歪んだ強い執着心を抱いている。

 

タマ

三条家で飼われているペットの猫。

実は正体は猫又で、月島とは会話もでき、しょっちゅう言い争いをしている。

宵には招待を秘密にしている。

宵のことが大好きで月島が宵に近づこうとするたび、あらゆる手段を使って邪魔に入る。

 

富子(とみこ)

三条家に仕える家政婦。

家政婦なのに家事は何もできず、屋敷のことはほぼ宵に任せきり。

煎餅が大好き。高級煎餅を与えれば、だいたいお願いを聞き入れてくれる。

こう見えて三条家の裏事情のカギを握る人物。

 

宵の嫁入りの魅力

魅力1.三条家の秘密

1巻の冒頭は、溺愛系の結婚生活の話なのに数ページ進むだけまったく違っているようで。

まず、猫が突然しゃべり出して、あれ、これファンタジー作品?

次は宵ちゃん以外みんな三条家のお屋敷について訳あり風な会話繰り広げます。

 

あれ?あれ?と読み進めてしまい2巻まで手が伸びてしまうと、三条家の抱える謎が気になって仕方なくなってしまうのです。

次々と出てくる新たな裏事情が満載。

作者・七尾美緒先生の読者を楽しませる気満々です。

筆者はまんまとその仕掛けにドハマりして、続きが気になって仕方ありません。

魅力2.もどかしいすれ違いと月島の歪んだ片思い

お互い明らかに思い合っているのに自分に自信がなかったり、しがらみがあったりでこじらせてる2人のこじらせ具合が神がかっており、もどかしく切ない恋模様がキュンとくる見どころポイントとなっております。

特に月島は、過去のある事情から『自分は宵に嫌われてる』という自己暗示が強く、非常にめんど…いや、複雑な恋心を抱いております。

日々苦悩しながらも、宵ちゃん大好き人間っていう屈折具合もまた面白いのです。

まとめ

三条家に隠された秘密は不気味なだけでなく、宵に危機が迫る展開にも!

ひとたび手を出せば目を離せなくなる作品、夢中になれる作品をお探しならばお気に召すかもしれません。