Thisコミュニケーション37話のネタバレ感想です。
研究で生み出されたヒト型イペリットは、人間を襲うという欠陥がありました。
認めたくない替館は、自らイペリットになってしまいます。
さらにデルウハが新所長を殺したことがナナとハチにばれてしまい…。
Thisコミュニケーション37話のネタバレ感想
ネタバレするよ
やはり新所長を殺したのはデルウハでした。
彼ののどに突き刺さったナイフは、失くしたと思っていたデルウハのものでした。
それをナナとハチに知られたくないデルウハは、テープレコーダーを操作して、まるで新所長と会話をしているように見せかけます。
偽の会話でナナとハチをひきつけている間に、手りゅう弾でナナとハチを殺して記憶を消そうとしていましたが、計画失敗。
何も知らない替館が部屋に入ってきます。
おかげで殺害するタイミングがずれてしまい、ナナとハチの記憶には新所長との偽の会話が残ってしまいました。
ナナとハチが目を覚ましてからは、デルウハと替館はテーブルに座り、足でモースル信号を使ってやりとりをしていました。
デルウハは、新所長を殺したことをナナとハチには知られたくなったのです。
交渉の結果、ハントレスを元に戻し、新所長の研究も続けてもよいという条件で丸く収まりました。
替館さん、なぜかお気に入りです。
愛嬌のあるおかっぱ頭と、ちょっと古風な話し言葉が癒されます。
そんな替館さんですが、研究でつくられた薬を飲んで、イペリットになってしまうんです。
新所長の研究のもとで作り出されたヒト型イペリットは、イペリットではなく人間を攻撃するようになりました。
それがしっぽ付きとなり、研究所の外に大量に放たれていたのです。
この事実がデルウハ達の前で明らかにされても、替館は研究の失敗を認めたくはありませんでした。
新所長の死体に近寄り、自分たちの研究が正しかったと語っています。
筆々谷君(監視室にいたイペリット)も、あともう少しで完璧なイペリットになれたと。
そしてハッと気づきます。
自分がイペリットになればいいんだと。
薬を飲みこもうとする替館に駆け寄るデルウハ。
替館ののどにナイフを突き刺します。
しかし、一瞬遅く、薬を飲み込んでしまいました。
ナナとハチは素早く替館を殺害しますが、切られた体からイペリットのしっぽが生えてきます。
新所長がのどにナイフを刺されて死んでいたのは、替館とおなじように薬を飲もうとしていたからだったのです。
新所長のときは止められましたが、替館は防げませんでした。
ハントレスたちはあと5日でもとに戻る。
それまで俺たちだけでしのぐぞ!と、デルウハはナナとハチに声を掛けます。
しかし返事はありません。
ナナは、お互いの契約は終了したとデルウハに告げます。
だからもう戦わない。
意味がわからないデルウハでしたが、すれ違いざまにナナに肩を叩かれます。
自分たちが過去にはまっていたゲームは、メッセージがすべてモールス信号なの。
ナナとハチには聞こえないよう、替館との交渉はモールス信号でおこなっていたデルウハ。
自分が新所長を殺したことも、すべて二人に筒抜けだったのです。
外では大量のしっぽつきイペリットが復活しているし、どうするデルウハ…?!
替館が新所長に陶酔していたのがよくわかる回でした。
カセットテープを編集したのも替館でしょうか。
もしかしたらデルウハと替館が協力して作ったのかも。
だとしたらまだ新所長の研究い秘密があるかもしれません…。